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2005年11月25日

黒い春

山田宗樹:著者
幻冬舎文庫

うらがきより
覚醒剤中毒死を疑われ監察医務院に運び込まれた遺体から
未知の黒色胞子が発見された。そして翌年の五月、口から
黒い粉を撒き散らしながら絶命する黒手病の犠牲者が全国
各地で続出。対応策を発見できない厚生省だったが、一人の
歴史研究家に辿り着き解決の端緒を掴む。
そして人類の命運を賭けた闘いが始まった。

途中まではなんだかうはははとか思いながら読んでたが
だんだん話がずっしりと重く・・・

新種の真菌つまりカビの胞子を解剖遺体から発見する
飯守俊樹だが、それがなんなのか、人の肺に付着してることに
なんの意味があるのかわからないまま、1年がすぎた5月、
黒い煤のような粉を吐き即死する奇妙な病気が報告される。
その粉を調べたら、あのときの胞子と同じ物であった・・・

発生源もわからず、胞子の退治策予防策もわからないまま、
地道に調べ、闘い続ける飯守たち。
その努力をあざ笑うかのように猛威を振るい続ける黒手病胞子。

鳥インフルエンザやサーズみたいですねぇ。そういやサーズは
もうすっかり息をひそめたのでしょうか???聞かないけど。
図に乗ってると、時に自然界から手ひどいしっぺ返しくらいます、の
典型でしょうか。
絶対ないとはいいきれない、怖さがありました。

そして、それだけじゃない、家族ドラマ・人間ドラマ・歴史などなど
実に読み応えのある話だと思います。
結構よかったな。最後のあたり電車の中でうるうるしてしもた。

投稿者 fran : 2005年11月25日 22:42

コメント

ないとはいえない怖さですた。
あのラストは希望と不安3:7くらいだよな〜
駆除かぁ〜するのはいいけど、鳥とか植物とか動物を媒介にしたら却ってかわいそうじゃん・・・
やるならもうちょっと考えた方がいいよ、地球さん?(苦笑)
えっと、一応人間ですが、地球は人間だけのためにあるんじゃないという考えですんで。
別に滅びても誰も困らないし?

投稿者 fran : 2005年11月26日 23:25

意外とワクワクだよね。
松子の時もガツガツ読ませてもらったけど
この人、話の流し方がうまいよね。
でも、これが現実だったらゾォー。
ってなんだか今騒いでる新型インフルエンザに雰囲気にてるんですけど。
やだなぁ〜やだなぁ〜。
鳥じゃね。原因だからって殺しまくったらそれこそ悪夢。
しかも今回種類限定じゃないし。
ってか地球が人間を減らそうと駆除はじめたんじゃないの?
宇宙戦争だぁ〜ボェェェェェェ。
この本にはトム・クルーズがいないところがいいんだが、いないからこそ不安だけが残る。

投稿者 ぶんぶん : 2005年11月26日 11:19

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