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2010年02月18日

罪・万華鏡

佐々木丸美:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
ある日突然、友人・魔作子を殺害し、
それを天誅と言った正子。彼女は上流家庭に育ち、
絵画の才能を伸ばすための留学を控え、
充実した日々を送っていたはずだった。
何が正子を凶行に駆り立てたのか?
精神分析医・吹原は対話と調査から、彼女の生活と
心を撹乱した原因を探ろうと試みる。
日常に潜む無意識の悪意が作る罠と、少女の心に
眠る真相とは。「異常心理」他、全四編を収録。

館三部作にもいたんだっけ、吹原医師。
その精神分析医の助手として傍らにいる「私」の
視点と調査事実で語られる話。

「正子・魔作子」「正世・魔作世」「正恵・魔作恵」
吹原医師のもとに現れたのが「正」であり、死んだのが
「魔作」であり、全ての話はそのように進む。
加害者であり被害者でもあるのが、吹原医師のカウンセリングを
受けるうちに、偽りの真相であったものが、真の真相に
導かれていく。

かなり少女趣味の強い佐々木作品であるが、これはその毒味が
大分薄いように思える。
それでも「助手」の少女性はきついけど(笑)

まだ、もう少し作品は残っているみたいです。
それらが全て文庫化されることを祈りつつ。。。
お願いします、創元推理社さま。。。

投稿者 fran : 2010年02月18日 00:09

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