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2010年02月24日

スロウハイツの神様(上・下)

辻村深月:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
『スロウハイツ』二〇二号室。
そこには、わたしたちの神様が住んでいる。
人気作家チヨダ・コーキが暮らす『スロウハイツ』の
住人たちは、平和な日々を送っていた。
新たな入居者、加々美莉々亜がくるまでは―。
コーキに急接近する莉々亜の存在が、不穏な空気を
漂わせるなか、突如判明した驚愕の事実。
赤羽環のプライドを脅かすこの事件は、
どんな結末を迎えるのか…。
環を中心とした『スロウハイツ』の環は、
激しい衝突と優しい修復を繰り返しながら、
それでもゆっくりと着実に自分たちなりの円を描いていく。
未成熟な卵たちが、ここを巣立つ時とは。

辻村深月という作家に出会えて、幸運だったなぁと
しみじみ思いました。
こんな家をもちたかった。
こんな生き方をしたかった。
こんな付き合い方をしたかった。

いや、たぶん、あたしだったら、もっと突き放した
付き合いかもしんないけど。
それでも、自分が憧れていた世界が、これに近いです。
なりたかったのも環に近いです。

毎回、ああいいなぁとつぶやきながら読む小説って
そうそうないでしょうねぇ。
それだけでも、結構幸せです。

投稿者 fran : 2010年02月24日 00:16

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