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2008年09月30日

綺羅の柩-建築探偵桜井京介の事件簿-

篠田真由美:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
かつて、マレーシアの密林からかき消えたシルク王、ジェフリー・トーマス。
それから三十余年、軽井沢の別荘、泉洞荘で、絢爛豪華な絹の布に
埋まってひとりの老人が不審死を遂げた。
奇妙な縁に導かれて京介、蒼、深春たちはマレーシアは
カメロン・ハイランドにある月光荘を目指す。
そこで見出した真相とは。

読みながら、ジム・トンプソンを思い出して思い浮かべて
しょーがなかったんだが、やっぱりそれがモデルでした。
タイシルクったら、トンプソンに決まってるっしょ(笑)
実際この人失踪してるしー

それはさておき。
なんとも壮絶で、哀しい話でした。
人を愛するというのは、狂気と紙一重。
どんなに傍から見て異常でも、それが本人とって愛情ならば
愛なのだろう。
ただ一人しか愛さなかった夫、ただ一人しか愛さなかった妻。
それがお互いであれば、幸せであったものを。

否定する密室も相変わらず健在。
共犯者(というのか?この場合)がいれば当然のことのように
成り立つが、「なぜ?」をきちんと解明してくれれば納得はいく。

今回キャラ萌えが少しおとなしかったので(笑)なんかふつーに
読めた(ゲラ)
タイも一度行ったから、表現も想像ができて楽しかったし。

そういえばそろそろ「蒼」のサイドストーリーも文庫になる頃じゃ
ないかしら。
そうすると本編がまた間あくなぁ。。。
ノベルズは20冊になるこのシリーズだけど、文庫はまだやっと半分。
これですら、6年前が初出なんだよねぇ。。。ため息
もっと文庫化のサイクル早めて欲しい。。。

投稿者 fran : 00:47 | コメント (0)

2008年09月29日

顔 FACE

横山秀夫:著者
徳間文庫

「BOOK」データベースより
「だから女は使えねぇ!」
鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に忠実に
立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。
瑞穂が描くのは、犯罪者の心の闇。
追い詰めるのは「顔なき犯人」。
鮮やかなヒロインが活躍する異色のD県警シリーズ。

「陰の季節」で登場人物のひとりだった平間瑞穂を主人公とした
短篇連作。

男社会で女が仕事をしていくのが、どれほど大変か、みたいな
こととか描きたかったのかな。
瑞穂の成長記みたいな感じで、これはこれでいいと思うけど、
でもやっぱり横山氏には、汚くて臭そうなオヤジを描いてて欲しいなぁ(笑)
なんか、ちょっと嘘くさいしね。女性が。

まぁ、婦警さんを主人公にした話はなかなかないと思うので。
鑑識班の似顔絵担当からマスコミ対策本部→テレホン相談室→捜査一課の
刑事、と話ごとに瑞穂の立場が変わっていくのもおもしろい。
それぞれの部署での業務をきちんと描いてあるし。
そして最後はめでたく、昔の鑑識班に戻ることができる。

またどっかで顔出しそうだね。

投稿者 fran : 00:13 | コメント (0)

2008年09月27日

合掌

いもむしさん、全滅。

いや、もう、3日も前の出来事なんですけどね。
もともとあったパセリ、あっという間に丸坊主にされてしまったから
スーパーで買ったパセリを与えたら。。。

まぁ、安売り店だし。
人間が食べるものですら、どっか怪しいようなもん売ってる店ですし。
パセリなんて、農薬のかたまりなんでしょうねぇ。。。

中国のメラミン入り粉ミルク。
きっとこんな感じじゃないだろうか。
「それしか食べない」だもんねぇ。
毒殺にも等しいわなぁ。

ぶんぶんいわく「いろんな店でパセリ買って与えたら、どこが安全か
すぐわかるな」だそうです。
確かに。
が、その死骸を片付けるこっちとしては、やりたくない実験だ。
3日間、放置したが、結局自分で片付けるしかないので、今日やっと
大泣きで片付けた。
枝だけになったパセリもきれいに刈り込んだ。すでに新芽はざくざく
でてるたくましい雑草だ(^^;
むしろ、食べられたことにより、全部をきれいにしちゃったから
すっきりして、新芽がすごく美味しそうになってる(笑)

しかし、何気に植えたイタリアンパセリ、こんな波紋を生むとは
思ってもなかったです。つか、「天然水」についてたおまけの種が
ここまでどっしり育つとは(苦笑)
できれば、こんどはいもむしじゃなくて花がつきますように。
種がとれたら、また増やせるじゃん。
増やしたら、またいもむしが来そうだけど(^^;

投稿者 fran : 23:56 | コメント (0)

2008年09月26日

孤宿の人(上・下)

宮部みゆき:著者
新人物往来社ノベルズ

Amazonより内容紹介
それは海うさぎとともにやってきた。

江戸から金比羅代参で讃岐を訪れた九歳の少女ほうは、丸海の港で
置き去りにされ、たった一人見知らぬ土地に取り残される。
幸い、丸海藩の藩医・井上舷洲宅に奉公人として住み込むことになった。
それから半年……、この丸海の地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくる
こと……。海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、加賀殿の所業をなぞるかのように
不可解な毒死事件や怪異現象が井上家と丸海藩に次々と起こっていく……。

ほう。
あほうの「ほう」と名付けられた望まれない子ども。
捨て子同然に旅に出され、文字通り捨てられた子ども。
それでも拾ってもらえた家で、精一杯生きる子ども。

けなげ、とかいってるけど、本能で生き延びただけなんだけど(苦笑)
激流を感じるのは大人だけのことで、”ほう”はただ流されているだけ。
いわれたままに、いわれたことをしてるだけ。
ただ一生懸命生きてるだけ。
一生懸命な子どもを拾って救われたのは大人だ。
その無垢な命にすがりついたのは大人だ。
ずるい。
そんな感じだった。

ま、そんなもんでしょうけど。

幽霊の正体は枯れすすき、に代表されるような、話ではあるが
人間の心理をうまくついてるなぁとは思うです。
”ほう”の成長譚のようでいて、実は加賀様の悲劇の話であったか
というのは、さておき(笑)
きっといい子に育つな、”ほう”は。
加賀様にもらった名前が最高だもんね。
つか、これだけしか出てないのに、加賀様、インパクトすごすぎ(笑)
と、おいしいとこ、とりすぎ(爆)

これは、ラジオドラマにもなってて、母親がすごいハマってた。
読んだ?読んだ?と一時うるさかった(^^;

投稿者 fran : 01:13 | コメント (0)

2008年09月25日

終戦のローレライ(1〜4巻)

福井晴敏:著者
講談社文庫

Amazon商品説明より抜粋
第2次大戦末期、主人公の海軍新兵・折笠征人は、未だ知らされぬ
任務のため親友の清永と広島の呉軍港に降り立つ。そこでは、1隻の
潜水艦が彼らを待っていた。その潜水艦こそは、戦争の形態を根本から
変えてしまうという秘密兵器「ローレライ」を搭載していたドイツ軍の
Uボートだった。しかし、日本に到着する前、アメリカ軍の執拗な追撃の
ために「ローレライ」はやむなく日本近海に投棄されてしまっていた。
折笠たちに与えられた極秘任務とは、それを回収することにあった。
それを阻止せんとするアメリカ軍とのあいだで苛烈な戦闘が
繰り広げられる。そして、その秘密兵器を日本の終戦工作に使おうとする
陰謀が、密かに進行していた。

ずーっと読みたいと思っていたローレライ。
やっと揃えたものの、文庫4巻ということで、なかなか手が出せなく
しばらく「つんどく」だったんですが(笑)

読み始めたら、一気に。
もぅ、なんですか?!これは!
戦争でしょ?本当にあった第二次世界大戦が舞台でしょ?!
だのに、なに?この不謹慎と叱りたくなっちゃうくらいのわくわくは!(笑)

半端じゃないっす。
さすがガンダム手がけちゃうだけのことは、ある。
史実と架空を非常に上手くミックスさせた例だともいえるかも。

個人的には。
潜水艦「伊507」のアクロバットチックな戦闘シーンで大興奮(笑)
映画、ここまでやったのかなぁ?(みてない)
あとは、人物描写がしっかりしてるとこ。
艦長、すげー好みなんですけど(笑)

生き残った折笠征人とパウラ・エブナーの後日譚は駆け足で描かれるが
詳しく描かれるとくどいし、かといって、あそこで終わっていたら
その後が気になるし、をいい具合にまとめたという感じで、なかなか
うまくできてると思った。その辺の風景は史実だし。

うーん、おもしろかった。
読み終わったとき、すごい残念だったもんな。

投稿者 fran : 00:24 | コメント (0)

2008年09月24日

きみの友だち

重松清:著者
新潮文庫

うらがきより
わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる――。
足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件が
きっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、
ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない……。
優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。
それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味を
さがす連作長編。

なるほどねぇ。そういう意味か。
読み終わってから、やっと気がつきましたよ。

なんつーか、いい話ではあるんだが、嫌な話でもある。
読む人間が”どの位置”にいるかで、感想は変わるだろう。

ときどき、重松氏って、人間暴くの上手いな、と思うです。
描く、じゃないです。
暴く、です。

あー
うまく言えないや。
ただ。あたしにとっては、嫌な話、でした。

投稿者 fran : 00:01 | コメント (0)

2008年09月23日

精霊の守り人

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

うらがきより
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。
精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から
幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。
建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が
評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。
痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。

えー、正直にいいましょう。
新潮文庫のエコバッグが欲しかったんだよ(笑)
そ、2冊読むと必ずもらえる、夏のフェアのあれ。

で、読んでないやつ、「狐笛のかなた」が割とよかったというのも
あって、購入してみました。
そしたら、とっくに10巻にもなるシリーズ物というじゃないですか。
早まったか?とも思ったんだが。。。

いいんじゃん?
ファンタジーだけど、世界構想がしっかりしてる。曖昧な所がない。
十二国記に負けてない。引きつける力ある。
ファンタジーだけど、人物が生身だ。けしてヒーローヒロインではない。
主人公だけでなく、脇役もしっかり描き込まれている。
情景が簡単に思い浮かべられるのである。

これは、揃えてもいいかもね。と、新潮の策略に嵌まってみる(爆)

翻訳物が嫌いな自分としては、こういう良質な和製ファンタジーが
もっとでてきてほしい、と思うのです。

投稿者 fran : 23:36 | コメント (2)

2008年09月22日

善人たちの夜

天藤真:著者
創元推理文庫

あらすじ
危篤状態の父親を安心させるため、数日間嫁のふりをしてくれたら
お礼も弾む。恋人早川の後輩大羽からの奇妙な依頼に、自分たちの
結婚資金を生み出すため同意したみどりは、にせ花嫁になった大羽の
実家へと向かったが……。
著者最後の長編に、初刊時に削除された原稿二百余枚を巻末に
完全収録して、創作過程の一端が窺えるようにした。

なんつーか、、、よくまぁここまで(笑)
あっちも騙し、こっちも騙し、騙し騙され騙され返し状態(笑)
その騙し方までこと細かくかいてあるんだからもー。
いささか説明調がくどいです。
それでも、どうなるんだ?というわくわく感は維持できるので
やっぱ、すごいかも、この人。

とにかく、突拍子もない設定がかなり笑かしてくれます。
その当時でさえ、「初夜の見届け」なんてやらんでしょうよ(笑)

えーっと、もう亡くなってる作家さんですし、文庫は取り寄せないと
手に入らないかな?まぁ、見ませんね。そこらの本屋じゃ。
でも、全集に限るなら、まだまだ買えます。
たまたま古本屋で、大量にこの人のがあったんで、もぅ全部あるだけ
買ってきちゃいました。大量っても5冊くらいだけど(^^;

しかし、この本、半分が本編で半分が削除部分掲載なのよねぇ。
えらい削らされたんだなぁ。
全部元のままのも、と思ったが、さらに説明がくどくなるだけに
なりそうだったので、これでよかったのかも。

投稿者 fran : 23:06 | コメント (0)

2008年09月21日

潜入!

ひょんなことから、近所にプラモデル専門店があることを知った。
これから散香を作ろうとしてるのだから、当然塗料は欲しいわけで。
しかし、専門店ゆーたら敷居が高い、もとい、おもいっきりオタクで
怖い(爆)しかし、興味も津々(笑)

ということで。潜入してみました。
…失礼。訪問ですね。

拍子抜け。

なんか、金と暇のあるおっちゃんが趣味で開いてるだけ?という、
なんつーか、商品が並べてあるだけの、、、
ただの店・・・・・・・(笑)
凝ったものがあるわけじゃなし。
ディスプレイも適当だし。
・・・・箱、日焼けしてるし(爆)

なーんだ、って感じ。これなら、上野のヤマシロヤのほうがまだ
頑張ってるオタクだよ。
やっぱり田舎だね、ここは。

あ、でも、塗料は買ってきました。
けど、接着剤忘れました(自爆)
なので、全然取りかかれません(笑)

あとは。
アゲハの幼虫。すっかり芋虫。1週間でものすごい成長の早さ。
すでにでかいのは5cmくらいです。デブです。脱皮も見ました。
気持ち悪いけど、慣れました。観察してて飽きないです。
今のところ、パセリは間に合ってるみたいだけど、でかくなった分
食欲もでかくなって、朝と夜で葉っぱが明らかにすかすかになっている
のがわかります。
やっぱり、足らないかもね。

あー、なんか連休気分だけど、明日は仕事なんだよなぁ、、、
ふぅ〜

投稿者 fran : 23:47 | コメント (2)

2008年09月20日

追憶のかけら

貫井徳郎:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
事故で愛妻を喪い、失意の只中にあるうだつの上がらない
大学講師の松嶋は、物故作家の未発表手記を入手する。
絶望を乗り越え、名を上げるために、物故作家の自殺の真相を
究明しようと調査を開始するが、彼の行く手には得体の知れない
悪意が横たわっていた。
二転三転する物語の結末は?著者渾身の傑作巨篇。

半分が別の物語、つまり「物故作家の未発表手記」である。
1作なのに2作楽しめるグリコアーモンドキャラメル(笑)のような作品。

が、作中作、正直途中で飽きました(^^;
それを読まなきゃ、本編行けないんですけどねぇ。
でも、それから後はもぅ怒濤のスピードで。
とにかく、話が二転三転するので、もぅ出てくる人全て疑ってしまったり。
まぁ、ラストに行く前にわかるんですけどね。
その動機はちょっと意外、というか、どうなの?(苦笑)

いやしかし、久しぶりの貫井氏。じっくりと堪能させていただきやした。
トリックは健在だけど、だいぶ読まれ易くなってるぽいのが少々心配。
パターンは変えた方がいいぜよー
って、なにえらそうに(苦笑)

投稿者 fran : 02:11 | コメント (0)

2008年09月19日

フォーユア・プレジャー

柴田よしき:著者
講談社文庫

うらがきより
無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎。彼に持ち込まれた
人探しは、やがてクスリがらみの危険な仕事に発展する。
その上、最愛の女性・理紗が行方不明に…。
次々に襲いかかる無理難題と戦う心優しいハードボイルド探偵に、
明日はあるのか?!

花咲シリーズでいいのかしら。の、第2弾。

元刑事で、同僚を射殺してしまってから廃人同様になってしまった
花咲がひょんなことから、保育園の園長となり、その責任感で立ち直り
保育園を維持していくために、奔走する、といったら、なんかほのぼの
みたいなんですが、場所は新宿歌舞伎町近く、といったらそりゃ客は
ふつーじゃないわけで。

念のため。無認可保育園っていっても、ちゃんと保母は資格がいります。
自治体の認可を受けてないので、補助金がでない、とそれだけのことです。

補助金がないから、貧乏なんですねー。
で、元刑事という特技(?)を生かして、副業が探偵。
新宿ゆえに、ヤクザさんたちともすったもんだ。

おもしろいですよ。テンポもいいし。
子どもに命かける園長、ってのもいい。
いいように振り回されてるようでいて、なんとなく結果オーライ状態な
とこもいい。おまけがとんでもないけど(苦笑)

やくざの山内が「聖なる黒夜」の練だと気がつくのに、すげー時間
かかったです(汁)
読み順、せっかく逆なのにねぇ(苦笑)

投稿者 fran : 01:14 | コメント (0)

2008年09月18日

子どもたちは夜と遊ぶ(上・下)

辻村深月:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
優しく触れようとしても壊してしまう、大人になりきれない
子どもたちは、暗い恋の闇路へと迷い込んでしまった…。
同じ大学に通う仲間、浅葱と狐塚、月子と恭司。
彼らを取り巻く一方通行の片想いの歯車は、思わぬ連続殺人事件と
絡まり、悲しくも残酷な方向へと狂い始める。
掛け違えた恋のボタンと、絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、
どんな結末が待っているのか。

始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。
幻の学生、『i』の登場だった。
「僕たちが再び会うために。さあ、ゲームを始めよう」

分厚い上下巻なぞものともせず、一気に読み終えた。
残酷で哀しい話である。

ゲーム感覚で行われる殺人。
決して同情の余地なぞあろうはずもないのに、内面を知れば知るほど
悲しさばかりになっていく。
虐待・イジメとテーマも重い。
その人物描写をしっかりと練り上げているだけに、さらに深みが
増して行く。

普通だったら、賛否両論きっぱり分かれそうな「真実」に、大抵が
納得してるのは、その描写の深さのためだろう。
ほんとに、当たり前のように読み流してたもんなぁ。
上手いなぁと思ったです。

個人的には、秋山先生がツボ♪

投稿者 fran : 00:28 | コメント (0)

2008年09月17日

輪違屋糸里

浅田次郎:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
文久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、近藤勇ら試衛館派と、
芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、
姉のような存在である輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの
内部抗争に巻き込まれていく。
「壬生義士伝」に続き、新選組の“闇”=芹沢鴨暗殺事件の謎に迫る
心理サスペンス。

うーん、これ、ドラマ先にみちゃったからなぁ(^^;
読みながら上戸彩の顔がちらちらと(^^;

うん、まぁ、これもこれで、ありということで。

大河の鴨も、どっちかっていうとこれに近いわね。
こっちはもっと、めそめそしてるけど(笑)
しっかし、面倒くさい生き物だな。おとこというのは。

壬生義士伝はそうでもなかったんだけど、これは、ちょっと
新選組好きの自分には、いまいち。
いや、内容はよかったし、話はおもしろかったけどね。
自分のイメージじゃないんで。新選組の描写が(笑)

投稿者 fran : 22:39 | コメント (0)

2008年09月16日

都市伝説セピア

朱川湊人:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
人間界に紛れ込んだフクロウの化身に出会ったら、同じ鳴き真似を
返さないといけない—
“都市伝説”に憑かれた男の狂気を描いたオール讀物推理小説新人賞
受賞作「フクロウ男」をはじめ、親友を事故で失った少年が時間を
巻き戻そうとする「昨日公園」など、人間の心の怖さ、哀しさを描いた
著者のデビュー作。

「昨日公園」読みながら、なんっか既視感がんがんで、なにかと
思ったら、昔「世にも奇妙な物語」で観たんだ。
ちょっと設定は変わっていた気がするけど、流れはこのまんま。
あの話、すごく印象に残っていたので、原作のこの話読めたことは
すごく幸せだ〜。

ま、要するに、「世にも〜」の世界が好きなひとは、この作家も
きっと好きだろう。

他の作品も、ちょっと不思議でちょっと怖く、そしてちょっと懐かしい。
味わい深い短編集です。

投稿者 fran : 22:18 | コメント (0)

2008年09月15日

おーまいがっ!

まぢですか?
なんで、うちなんですか?

去年一昨年あたりから、妙にキアゲハに懐かれているうちのベランダ。
最初は、サナギだったんだよね。
次に、結構でかくなった青虫が遊びにきて。
とうとう、今回は、卵うみつけられてたみたいで、気がついたら
イタリアンパセリにわさわさと!!
まだ1センチほどの黒い幼齢のやつである。
子育てよろしく〜といわんばかりである。
数えたら、7匹…見える範囲で…
ここで、冒頭の叫びになるわけで(大泣)

まぁ、ね、さわれとかいわれない限り、見てる分には平気だし。
絶対寄ってはこないだろうし。
わかりましたよ、育ててやりゃいいんでしょ(涙)
とりあえず、プランタのパセリは提供します。
なくなったらパセリでも三つ葉でも人参の葉っぱでも、買ってきて
あげますよ。
鳥に食われないように、ネットでも囲ってやりますよ。

そのかわり、絶対羽化しろよ!おまえら!!(涙)

今から成長期じゃ、さなぎは越冬だな。
出来るだけ、自然にほっときます。
つか、いじりたくないし。

当分、うちの母親はうちには近づくまい(笑)←死ぬほど嫌い(笑)

投稿者 fran : 23:38 | コメント (2)

2008年09月14日

買っちゃった♪

いや、正確には、予約したのが8月なので、ようやく届いたという
感じですが。

じゃん♪
スカイクロラの散香マークB〜〜〜!

ものすごい、久方ぶりのプラモデルっす。
しかも、要塗装。いや、別にしなくても、いいならいいんだけど。
作り始める前に、塗料買ってこんと;;;
ということで、色図面を睨みながら、どこまで買うか選別中;;;
実際の色がわからんから、店で迷う事にもなりそだけど。
つか、その塗料を置いてる店がどこにあるか?が一番の問題だけど;;;

できるかな?
作る方はもぅわくわくなんだけどね(笑)

全然関係ないけど、折り紙もちょっと。
100均で和紙買ってこよ〜。
というのも、またいずれ。出来たらね(^^)

投稿者 fran : 23:50 | コメント (3)

2008年09月12日

クローズド・ノート

雫井脩介:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
私の部屋に置き忘れられた一冊のノート。はじめは手に取るつもりも
なかったのに。そのノートを開きはじめたとき、私の平凡な日常は
大きく変わりはじめる—。
『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、2006年最初にして最高の物語。
携帯サイトでの連載時から感動の声が続々。
100万アクセスを突破した、切なく暖かい恋愛小説。

これ、携帯小説だったんだ…
ぜんっぜん、知らなかった。
そして、携帯小説にすると、こういう作家でさえ、陳腐なテーマを
描かなきゃならなくなるわけか。

とにかく、違和感しかなかったです。
ほんとうに、これは雫井脩介なのか?
いくら恋愛小説ったって、こんな陳腐なもの描くか?と。
納得しましたよ。対象がそういう人種だったということか。
こういうものも描けるんだな、という意味では新しい発見だったが。

できれば、まともな作家は、携帯にはいかないでほしーなぁ。。。
そこで受けようと思ったら、どうしてもこういう薄っぺらな内容に
なるんでしょー
つまんないよ。お涙頂戴ミエミエな話なんて。
ライトノベルいくなら、売れなくなってからにしたら?と思う。

以後は、作家買いから外して、要注意に入れようと思ってしまった
一作でした。

投稿者 fran : 00:44 | コメント (0)

2008年09月11日

コードブルー

終わっちゃったにょーん(;_;)コードブルー
おもしろかったなぁ。
海猿みたいな派手さはないけど、人間模様がよく描けてたと思う。
今回は、毎週欠かさず、ばっちりみられました。
逆に「ゴンゾウ」は、結局最後までまともに見られた回がなかった。
だから、話がさっぱりわからん(^^;
でも、あのラストなら、別に見なくてもよかったかも(^^;

次のクルーはなにがあるんだろー
原作読んでないけどチームバチスタ、おもしろいかなぁ。。。

あ。コードブルー、2009新春にスペシャルだそう。
これって・・・のだめパターン(笑)

投稿者 fran : 23:55 | コメント (0)

2008年09月10日

アンフェアな月

秦建日子:著者
河出文庫

「BOOK」データベースより
「娘が誘拐されました」「生後三ヶ月なんです」
—錯乱状態の母親からの110番通報。母親の事情聴取に入った
刑事・雪平夏見は母親の不審な行動に疑いをもつ。
狂言か?—そこにかかってきた一本の電話。具体的な要求をしない
奇妙な誘拐犯の目的は何か?赤ん坊の安否は?…事件は思いもかけぬ
方向へと進み、やがて胸を打つラストへ—
バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして
「無駄に美人」。

雪平夏見シリーズの第2弾。
ドラマでは「アンフェア」でしたね。原作は「推理小説」
2作目でアンフェアとついた。ややこしい。

おもしろかったな。
前作も面白かったけど、これもなかなか。
やっぱり台本〜って感じな、とにかくテンポがよい。
この誘拐されたと言ってる母親の心理、行動、切ないです。
きっと、子供を持つ母親なら、一度はこんな気持ちになるだろうな。
そんで、優秀で無駄に美人の雪平も健在。かっこよすぎ、だけど
まるで父親のような、この不器用さはなんだろうね。
そういう意味ではさらに魅力的になってました(笑)

どうやら、まだまだ続いているようです。
次作もたのしみ。

投稿者 fran : 00:23 | コメント (0)

2008年09月09日

狼の寓話

近藤史恵:著者
徳間文庫

「BOOK」データベースより
警察に入ってから、ずっと刑事になるのが夢だった。
刑事課に配属が決まって小躍りするくらいうれしかったのに。
会川圭司はドアを開けた途端に血の匂いにたじろいでしまった。
それだけじゃない。犯行現場のバスルームで間違って、
たじろいだ瞬間にシャワーの蛇口をひねってしまい、鑑識が見つけた
髪の毛を流してしまった。まさにヘタレのニックネームをつけられ、
ことあるごとにヘタレと呼ばれる自分が頭に浮かんだ。
先輩の城島と鳥居係長に捜査班を移された。
組んだ相手が、黒岩という女性刑事。
どうやら、こちらも刑事課でお荷物扱いの人間のようだ。
与えられた事件は一週間前の殺人事件。
夫が殺され、疾走した妻が疑われるのだが…。
著者が初めて挑んだ、本格の薫り高き、書下し警察小説。

これねぇ。
ジャケ引きですよ(笑)
ジャケ買いつーのがあるなら、逆にドン引きもあるだろうと
勝手に言葉作ってみましたが、あるかな?(笑)

つまり。
近藤史恵なら欲しい。
たとえ、ちょっとどうなの?と思った警察ものだとしても。
そして、少々昔のものでも。
けど、この表紙には、思いっきり引きましたねぇ(^^;
興味のある方は検索してくださいな(苦笑)

で。
内容はというと。
まぁ、要するにやる気満々だけど、空回り状態の刑事と、つかみ所のない
女刑事の事件簿であって。特にどうということはない。
ただ、やっぱり人物像が好き。
こればっかは、作家による。
会話を読んでるだけで、結構心地よい。

できれば、これからもっと復刊させるなら、表紙はまともなものに(涙)
あ、これは別に復刊とかじゃないんだけど。
やっぱりへたくそなマンガ絵で絶版になってたやつが、最近復刊しだして
いるんで。

あー猿若町、復刊してくれぇ〜〜〜!!

投稿者 fran : 23:54 | コメント (0)

2008年09月08日

陰の季節

横山秀夫:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先ポストに固執する
大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、
ある未解決事件が浮かび上がってきた…。
「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた
第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。

何冊か、まとめ読みしたんですね。古いものを。
だから、ちょっと、たぶん前後考えないで読んだとか、あったらしく
ごちゃごちゃに。

ま、ともあれ。
地味。地味ではあるが、面白い。
人間の感情や、心理が、うなずけちゃうほど、リアルに丁寧に
描かれています。
犯人をおっかける華々しい事件ものではないが、これだって警察。
裏方にあたったスポットは、意外な面白さを浮かびあがらせてくれました。

ま、横山氏でなきゃ、ここまでできないだろうな、というのも、ある。

投稿者 fran : 23:11 | コメント (0)

2008年09月07日

さて。

ざーっと振り分け、完了〜
サイドバーが長くなってみっともなーい、ので、はやいとこ
なんとかせんと。
でも、平日は当分また忙しいしなーと今から言い訳(笑)
まぁ、別に誰も困らないし(爆)

作家の横に数字が出るので、それが読んだ数になるわけだけど、
このブログを始めた時からの数なので、え?この人こんだけしか
読んでない?!と、自分でびっくりなんですが、ただ単にこの3年で
こんだけしか文庫になってなかったというだけで。
本棚には全部の作品が揃ってますけねぇ。
これ、全部抜き出したら、すごいことになるわ。きっと(^^;

作家名を50音順にしたかったけど、文字コード順にしかならないので
諦めます。どうしてもやりたきゃ、頭に01〜の数字をつけるしか
なかとです。「その他」が頭に統一されてるのは、全然違う読みで
単語登録したから。
まさか一番上にくるとは思わなかったけど(苦笑)
MTは海外ものだから、しょうがないわね。

ま、これでちょっとは探しやすくなったとです。
あとは、自分なりのルールを決めて行けば。

…入れていかなきゃね…この、横にある山…(ため息)

投稿者 fran : 23:59 | コメント (2)

2008年09月06日

とりあえず

サブカテゴリーということで、作者名ごとに分けてみました。
反映させる為に、html変えなきゃならないのに、しばらーく
気がつきませんでした(涙)
テストページ残しといてよかった(涙)
でも、スタイルシートまで手が回らないので、当分おかしな表示の
ままです(苦笑)
まぁ、最終的にはこれを折り畳んですっきりさせる、、、とこまで
やりたいが、できるのか?状態。

まだ振り分けも途中です(汁)
bookの横の数字がゼロになったら、完了です、、、
ちまちまやりますよ。はい。
見直してないので、名前と中身が合ってないのもあるかもー
つか、題名でこれは誰、と記憶してるのだけ振り分けたんで。

しかし、こうやってみると、ほんと、偏ってるよなぁ。
もっと広く発掘していかねば。。。

投稿者 fran : 02:38 | コメント (0)

2008年09月05日

インディゴの夜

加藤実秋:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が
接客してくれるホストクラブがあればいいのに」
—すべては女性ライター・高原晶が、大手出版社の編集者・塩谷に
漏らした何気ない一言から始まった。
謎めいた美形の敏腕マネージャー・憂夜の助力を得て、二人は
一風変わったホストクラブ“club indigo”を渋谷の片隅に開いたが、
順調な経営とはうらはらに常連の客が殺され、店のナンバーワンに
疑いがかかる。晶は個性豊かなホストの面々とともににわか探偵団を結成、
真犯人捜しに奔走する!
第十回創元推理短編賞受賞の表題作がシリーズ化。
スタイリッシュでウイットあふれる新世代探偵小説、ここに登場。

久々、当たったな、と、にやりとした1冊。

ホストクラブといっても、ちょっと変わってる。
働くホストたちも、なんか妙にずれてる。
こう、高嶺の花ってんじゃなくて、もっとその辺に転がってそうな(笑)
そして、さらに変わった経営者・晶のキャラクターが、非常に
うまくかみ合ってる。
一見陰湿な事件も、カラッと仕上げちゃう、いわゆる後味の良さは
なかなか評価できるかと。

えーっと、これがデビュー作でいいのかしら。
ともあれ、ちょっと次作が楽しみ。

投稿者 fran : 23:39 | コメント (0)

2008年09月04日

1985年の奇跡

五十嵐貴久:著者
双葉文庫

「BOOK」データベースより
おニャン子に夢中だったあの頃。僕らの弱小高校野球部にスゴイ奴が
やってきた!『夕やけニャンニャン』を見ること以外何のヤル気もない
僕らが、アイツのおかげでひょっとしたら甲子園に行けるかも!ってマジ!?
—山あり谷あり、笑いあり涙ありでページをめくる手が止まらなくなる
青春小説の傑作だ。

なんつーか。。。恥ずかしい作品(^^;
いや、作品じゃなくて、時代が、、、(^^;
時折背中がむずがゆくなりながら読みました。
リアルタイムじゃん、この時代;;;

で、まぁ、ものすごいご都合主義的な話運びなんですが。
あと、野球やってる、もしくは野球ファンからしたら、
バッテリー@あさのあつこ作、なみに、叩き付けたくなるだろな、
と思うですが(^^;
ただ、その辺のリアルさは必要かな?と思うくらいの、お気楽な
エンターテインメントなんで、真面目に取るのもバカらしいか。
時代が時代なら、内容もあの頃の青春ドラマみたいなもん。
クサさに苦笑しながらも、ついつい力いって見ちゃうような(笑)

ま、なんだかんだいいながら、こういうの好きです。

そろそろ新しいの、出てもいい頃よねぇ。。。

投稿者 fran : 23:57 | コメント (0)