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2008年10月31日

そして、警官は奔る

日明恩:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
警視庁蒲田署に異動となった武本は、不法滞在外国人を母に持つ
幼女監禁事件を追った。一方、かつての上司、潮崎は、武本の力に
なりたい一心で、独自に事件の調査を始める。
そして、浮き彫りになる子供の人身売買や虐待の現実。
法律では裁ききれない闇に、二人はどのような光を当てるのか?
シリーズ第二作。

「それでも、警官は微笑う」に続くシリーズ2作目。
これは、武本・潮崎シリーズとでもいうのだろうか。

相変わらず、キャラ萌えバリバリ。
武本は許せるが、潮崎は、なにあれ?って感じである。
正直ウザイ。
しかも、ウザがられるのを承知でやってる。
ムカつく〜(苦笑)

ま、ムカつくキャラは放っといても、このテーマは重い。キツい。

今回は不法滞在外国人がテーマである。
不法滞在の本人ならまだいい。その子どもである。
日本の国籍が欲しくて、バカな男の口車に乗り、子どもを産んでしまう女。
子どもさえいれば、籍を入れてもらい、自分も国籍が取れると浅はかな
考えにしがみつく哀れな女たち。
しかし、一番の被害者はそうして生を受けた子どもである。
女は自業自得だろう。しかし子どもはただのとばっちりである。
とばっちりで、売られて虐待されて。
さらに、それを買うのも日本の男というのも、現実である。

そんなテーマを軸に、手を差し伸べる警官と、犯罪は犯罪と切り捨てる
警官の両視点が交差しています。
その間で揺れてるのが、武本や潮崎という感じでしょうか。
もっとも、今回潮崎は完全に一市民の立場なのですが(退職してるから)

まぁ、なんだかんだ言っても、すっかりハマっているんだけど。
次はきっと、潮崎復活!で、さらに騒々しくなりそう(ため息)

投稿者 fran : 01:55 | コメント (0)

2008年10月30日

永遠の旅行者(上・下)

橘玲:著者
幻冬舎文庫

要旨
元弁護士のPT、真鍋恭一は、初対面の老人から報酬一億円の仕事を頼まれる。
PT(Perpetual Traveler)とは、どの国の居住者ともならず、合法的に
いっさいの納税義務から解放された人のこと。そのPTの真鍋への依頼は、
死期が近付いたことを予感したある実業家の資産を日本国に一円の税金も
払わずに全て孫娘に相続させること、というものだった..。

永遠の旅行者=PTなのですな。
あっちこっち国を転々とするかわりに、納税は一切しないと。
言ってしまえば、究極の脱税?(笑)
ただし、法に触れる事は一切しない、合法的なやり方。

しかし、依頼者の「日本に税金なぞ一銭たりとも払わん」という理由が
哀しいです。
払いたくないですよね。確かに。

なんか読んでてむなしい気がしてきますが、話としてはそれなりに
楽しめました。
まるきり縁のない世界だし。へぇ〜〜〜みたいな(笑)
ハードボイルド系だと思えば、問題はない(笑)

お金系が得意分野みたいなので、二度と手を出す事はないと思われる
作家さんであった。

投稿者 fran : 01:23 | コメント (0)

2008年10月29日

犯罪は二人で

天藤真:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
二年三カ月ばかり食らい込んで出所したおれは、保護司の娘に一目惚れ。
真人間になります、と厳粛に誓約して幸運にも高嶺の花を手折ることが
叶ったのだ。しかし、白波稼業へ返り咲く夢断ち難く悶々と過ごす毎日。
そんなおれの肚を読んだわが慧眼の恋女房殿は、なんとなんと
「夫婦じゃないの。死ぬも生きるも一緒よ。二人で新しい怪盗を
作りましょうよ」と宣うた。さても夫婦善哉。

短編集です。
その中で「犯罪は二人で」を含む、夫婦怪盗(?)の3連作が目玉(?)と
なってます。
どれもユーモアたっぷりで面白い。
結構、この人の作品って、女が強い。
強いと書くより「強か-したたか-」と書いた方がいいですね。
ただ強いんじゃなくて、一筋縄ではいかないものも持っていますから。

短篇なのでいろんな話がいっぱい楽しめます。
たぶん、この人、短篇の方が上手いと思う。

まだAmazonでは手に入るものもいくつかあるみたいです。
まだ2冊ほど未読が残っているけど、全集として揃えてみようかなぁと
思ってます。

投稿者 fran : 00:53 | コメント (0)

2008年10月28日

キッチン

吉本ばなな:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
家族という、確かにあったものが年月の中でひとりひとり減っていって、
自分がひとりここにいるのだと、ふと思い出すと目の前にあるものがすべて、
うそに見えてくる—。
唯一の肉親の祖母を亡くしたみかげが、祖母と仲の良かった雄一と
その母(実は父親)の家に同居する。日々のくらしの中、何気ない二人の
優しさにみかげは孤独な心を和ませていくのだが…。
世界二十五国で翻訳され、読みつがれる永遠のベスト・セラー小説。
泉鏡花文学賞受賞。

今になって、初ばなな(笑)
それも、応募券がほしいが為の投げやり購入(大笑)

うん、嫌いじゃない。この世界観。
少なくとも川上弘美氏より小川洋子氏よりは、現実側。
ただ、なんとなく中途半端。
嫌いじゃないけど、他のも読もうとは、積極的には思わないな。

まぁ、また来年の夏、何か違うものが応募券付きであったら
買うかもね(笑)

投稿者 fran : 00:43 | コメント (0)

2008年10月27日

ロズウェルなんか知らない

篠田節子:著者
講談社文庫

うらがきより
温泉もない、名所があるわけでもない、嫁のきてもない。
観光客の途絶えた過疎の町、駒木野。
青年クラブのメンバーたちは町を再生することで、自らの生き方にも
活路を見出そうとするが。
地方の現実に直面する人々の愚かしくも愛しい奮闘を描いた胸に迫る長篇。
「日本の四次元地帯」として駒木野は再生するのか。

面白かった。。。
いや、びっくり。篠田節子氏ってこんなんも書くんだ〜(苦笑)
なんだろう。ほんとに現実にありそう。
過疎化に悩んでいる地方なら、もしかしてものすごく身にしみるのかも?
と思えるくらい。

一見ドタバタなんですが、実はかなり深い意味が込められていると
思います。
地方の隅っこの廃れそうな村の話なのだけど、これはまるきり日本の
政治そのものを、表しているのではないかと。
深読みじゃないですよ。置き換えればそのまんまじゃん(苦笑)

ま、それはおいといて。
村の活性化の為に奮闘する若者が、観光客を呼ぶ為におもいついた
町おこしのイベントがUFO。
たまたまそれらしき遺跡を掘り当ててしまったことから、思いつくのだが
もちろんでっちあげ。
しかし、そのステージを整えていく様は、なかなかのもの。
騙す騙されるの理性はどこへやら、全てがひとつの雰囲気に飲み込まれて
いく描写は、うすら寒いくらい。

決してきれいごとで終わっていないし、それなりにハッピーエンド
なのもいい感じ。
なんで、最後のアレはちょっと余計?(苦笑)

ともあれ、久々に、素直に読める本でした。
ロズウェルとか出しておきながら、本文中その名前がでたのはただ1度。
ほんとに「ロズウェルなんか知らない」なのでした(笑)

知らないひとは、調べよう。
でも、この本を読んでみようと思うなら、読み終わってから調べる方が
きっと、いいよ。

投稿者 fran : 23:00 | コメント (0)

2008年10月26日

すっかり放置

んー、、、やりたいこと多くて、すっかり放置だわ。ここ。
というか、パソコンすら放置かも(^^;

さて。そんな最中ではありますが、めいにゃ上京〜♪
で、両国は寺尾にてちゃんこしてまいりました(^^)
HPはないので、グルメナビででも検索してくださいな、なんて
いうまでもなく、美味いので有名です。


ぶんぶんががんばって撮ってくれた店内の絵(笑)
めちゃウケたので(笑)

めいにゃとは去年の京都以来なのでほぼ1年ぶり。
短歌の活動で忙しくしてるが、元気そうだったのがなにより。
短歌関係の人脈を着々と広げているようなので、上京してもこっちには
声がかからないことも多くなったが、それはそれで喜ばしいことだ。
有名になるまえにサインもらっとこーかしら(笑)

自分でもすっかり忘れていたが、明日の月曜日、休みもらったんだった。
ほんとはどうしようと思うくらい仕事が山なんだが、休日出勤の代休なので
無理矢理に。とらないと怒られるから。
さて、なにしようかな♪

投稿者 fran : 23:44 | コメント (0)

2008年10月12日

計画頓挫の連休

土曜日、しばらくぶりに休日出勤しました。
前日、ほんとに帰る間際に、飛び込んできた依頼だったので
ぶーぶーぶー、不満たらたら(苦笑)
名指しだからしゃーねーけど。(とはいえ、2番目だが)

ほんとは今日明日で部屋を模様替えするつもりでいたので
出鼻をくじかれ、すっかりやる気なくしたです。
3連休くらいないと、ちょっと無理なんで。
どっかで代休いれて連休仕切り直ししないとー

最近ほんとに忙しくて、猫たちにご飯用意してやるだけで全然
相手にしてなかったら、ちゃーがすっかり抱っこ嫌いな猫になって
しまってたことに気付き、ショック。
みゅうさまなんてもっと抱っこできないし。
やっぱり、だめですね。ちゃんとかまって愛情注げるくらいじゃないと。
いや、自分からベタベタは相変わらずなんですけど。
こっちからのアプローチは、けっ、という(涙)
ただの餌係にしか見てもらってないと(大泣)

ま、いっか。ただの居候だしね(笑)

ふゆの風物詩(笑)

投稿者 fran : 23:44 | コメント (2)

2008年10月10日

ユージニア

恩田陸:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
「ねえ、あなたも最初に会った時に、犯人って分かるの?」
こんな体験は初めてだが、俺は分かった。
犯人はいま、俺の目の前にいる、この人物だ―。
かつて街を悪夢で覆った、名家の大量毒殺事件。数十年を経て
解き明かされてゆく、遺された者たちの思い。いったい誰がなぜ、
無差別殺人を?見落とされた「真実」を証言する関係者たちは、
果たして真実を語っているのか?
日本推理作家協会賞受賞の傑作ミステリー。

これは、文庫じゃなくて、単行本を買えばよかった!と
思った、、、のは、決して内容がよかったからじゃなく、
装丁にむちゃ凝ってるという話を聞いたから(笑)
それって、作家にはものすごく失礼な話(笑)

でもねぇ。
いいかげん、飽きたんですよ。
この「結末は読者が決めてください」的な中途半端な終わり方。
それでも、「Q&A」に代表されるような、いきなり宗教にぶっとんじゃう
よりはマシなんだけど。
あ、、、これ、ネタバレかも。ごめーん(爆)

ただ、最後まで楽しませてくれることは確かなのです。
凝ってますから。
だからなおさら、最後の最後で突き放さないで、と思うのです。
大体こいつが犯人だろう、と目星はつくのです。
でも、それを、作者から断言してほしいのです。
読者がどう感じたかが、人の数ほどあるのは、それこそ
「ユージニア ネタバレ」でググると、出てくるHPやブログで
みんな違う事書いてることからもわかります。

あたしは、そんなのつまらない、と感じる方なんですね。

物語は作者の世界なんだから、作者の世界を感じたい方なんですね。

あたしの見解なぞ、どうでもいい。
ましてや、見知らぬ他人の見解なぞ、もっとどうでもいい。
結論、つけろ!ばか!!と毎回叫びながらも、毎回買うあたしも(苦笑)
諦めた方がいいですかね(苦笑)

で。
作中に出てくる連鶴。刑事さんが禁煙のイライラ発散でやってるあれ。
作っちゃいました♪うふ♪

夢の通い路

投稿者 fran : 01:04 | コメント (2)

2008年10月08日

魔王

伊坂幸太郎:著者
講談社文庫

うらがきより
会社員の安藤は弟の潤也二人で暮らしていた。
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、
その能力を携えて、一人の男に近づいていった。
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に
流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

政治が絡んでるからなぁ。。。
理想なんてそれこそ十人十色、千差万別。
人よりちょっと違う能力をもったのを、主人公にしたあたり
なんか和らげようという感がなくもないが。

でもなぁ、、、
万人が満足する世界なんて、絶対あり得ないわけで。

だから、潤也のはなしである「呼吸」では、ちょっとほっとした。
なんだかんだで議論はされているけど。
それは、あたしらのおしゃべりと同等の範疇を出ないから。

たとえ、作者本人に確としたメッセージ性がないにせよ、現実の政治を
扱うのは、かなり危険を伴うと思うんですよねぇ。
赤だ、黒だ、右だ、左だ、ってねぇ。。。

この50年後が「モダンタイムス」という作品になってると。
読みたいが、怖いような(^^;

投稿者 fran : 00:38 | コメント (0)

2008年10月07日

すべてのものをひとつの夜が待つ

篠田真由美:著者
光文社文庫

「BOOK」データベースより
西洋館を舞台に次々と起こる惨劇…巨大「牢獄」から生きて
脱出できるのか?
本州最南端の半島沖の小島に建つ、巨大な西洋館。
所有者の莫大な財産の後継者を選ぶべく、五組十人の男女が集められた
—後継者決定の条件は、巨大ダイヤを館から発見すること。期限は十日。
外部との接触を絶たれた極限状態のなか、謎に満ちた宝探しが始まる。
二日目の朝、浴室に参加者の一人が吊るされていた。退路のない館内での
殺人に震撼する面々。犯人の影も見えぬまま、その翌朝にまたしても、
首を切断された死体が発見される…。

うーんうーん…
読み終わってから、これほど悩んだ本も珍しい。
なにもかもが中途半端な気がする。
ミステリではないゴシックロマンだというが、そんなんどこで
どう区別してるのか、それがまずわからない。
だから、ものすごく消化不良。
普通に、密室ミステリで描けばいいんじゃないの?
建物が主体すぎて、人物が稀薄。
いや、あたしは建物が主役でもいいんだけどさ(笑)
というか、篠田氏ってどっちかというと建築物が主体だし。

でも、これまで、建築物を扱ってもなお、人物にもきちんと背景を
作り込んでた篠田氏が、なぜ今これなんだろう、と。

それにしても、この宮殿は楽しかったですよ。
設計図引きたくなっちゃったくらい(笑)
暇があればいっぺんやってみたいな。
文字だけの情報でどこまで設計図が引けるか。
ただし、その際、構造計算は無視で(大笑)

これはこれで完結してるけど「さいはての館」という意味での
シリーズで2作目があるらしい。
作者本人的には、こういう路線でやっていきたいらしいが、、、
うーん、、、

投稿者 fran : 00:10 | コメント (0)

2008年10月06日

かたみ歌

朱川湊人:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
忘れてしまってはいませんか?
あの日、あの場所、あの人の、かけがえのない思い出を。
東京・下町にあるアカシア商店街。
ある時はラーメン屋の前で、またあるときは古本屋の片隅で—。
ちょっと不思議な出来事が、傷ついた人々の心を優しく包んでいく。
懐かしいメロディと共に、ノスタルジックに展開する七つの奇蹟の物語。

やっぱりアナログの、古きよき時代をよく描いてある。
今回は特にホラー色が強い気がするんだが。。。
死んだ人に出会える町、っていう感じでしょか。
あの世と繋がってると噂のあるお寺とか、時空を超える本とか。
決して怖くない、どころか、その町に行きたいとすら思える。

そして、これはひとつひとつは短篇なんだけど、全篇を通して
登場する古本屋のおじさんのひとつの物語にもとれます。
最後の「枯葉の天使」は、ほんとに泣けます。
最後まで脇役なんだけど、主役でした。

狭くてなにもない町だけど、住みやすい。
ときどきは、ちょっとばかり奇妙なことが、ないこともない。
そんな、町。
そしてアカシア商店街。
いいですね、この世界。

投稿者 fran : 23:49 | コメント (0)

2008年10月04日

お寒ぅなりました

なんか、突然一気に寒くなりましたよね?
着るものに毎朝あたふたしてるこの頃です。
衣替えにはまだ早いけど、、、長袖もスタンバイさせました。
みゅうさまが夜、布団に上がってきます。
みゅうさまがちゃーとだんごになるのを許してます。

あぁ、ふゆになるのだなぁ。

夏の名残とばかりに、届きました。

いえーい♪

3種類全部欲しかったけどね。
はがきは1枚で2口まで、なんだよ。
もういちまい出しても、違う柄とは限るまい。
ま、いいでしょう。読みたい本もなかったし。

あたらしい、もめんのにおいが、きつい。
けど、ちょっぴりここちよい。
まだまだ、きぶんは夏。

でも、確実に、秋は足早に。
朝、玄関を開けると匂ってくるキンモクセイの陰に、
冬の冷えた匂いも隠れている。

投稿者 fran : 23:48 | コメント (2)

2008年10月02日

こころげそう

畠中恵:著者
光文社

作品紹介より
江戸・橋本町の下っ引き宇多が、恋しい思いを伝えられぬまま
亡くしたはずの於ふじが帰ってきた
――幽霊の身となって!!
神田川でこときれた於ふじと千之助。兄妹の死の真相を探るうちに、
9人の幼なじみたちそれぞれの恋や将来への悩み、思いの糸が絡み合って、
妙な騒ぎが次々と……。

江戸の妖怪ワールドを描いて大人気、著者の新作はほんのりせつない
大江戸青春恋物語。

すいません。
こころげそう
何度見ても、ころげそう、なんです(爆)
だいぶテーブルにほたからしで。
みるたんびに、ころげそう、って(笑)
表紙がまた、びみょーにヘタウマで(笑)

ひらがなでかくからだめなのよねぇという「こころげそう」
「心化粧」と書きます。
口には言わないが、内心恋焦がれること。

ということで。
男女九人お江戸の恋ものがたり、と副題もついてる通り、かって
子どもの時分には、いつも一緒に遊んでた幼なじみの仲間たちの
コイバナってやつです。

それがかなりに入り組んでいるもんで、登場人物把握だけで
かなり時間食いました。でも未だにわかってません(自爆)
ま、死んだ人間まで、ちょこまか出てくるから手に負えないんだけど。
つか、基本的にコイバナってなぁ。。。てヤツだもんで。

幽霊に恋愛物という、ちょっと変わった組み合わせですが、なんか
万人ウケしそうだから、オススメしてみます。

投稿者 fran : 02:10 | コメント (0)

2008年10月01日

シーセッド・ヒーセッド

柴田よしき:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
新宿二丁目で無認可の保育園を切り盛りする園長・ハナちゃんこと、
花咲慎一郎の副業はハイリスクな難題でも引き受ける私立探偵。
次々と持ち込まれる面倒な事件…ストーカーの脅迫、捨て子の赤ん坊、
消えたダイヤモンド、大学教授のスキャンダルなど、絡みあう謎を
解きほぐすうちに、立ち現れる意外な真相とは…。
稀代のストーリーテラー柴田よしきが、軽妙なる筆致で読者を魅了する
傑作探偵小説。

花咲シリーズ第3弾!
今回は短篇連作集という形になってます。
そんで、なんと、あの山内練に子どもが?!しかも本人ガン?!
という、ショッキングな内容に(笑)
なんか、ハナちゃんより、練に気持ちがいっちゃいました(笑)

それはさておき。
今回もがんばってます。園長・花咲。
基本的に人が良すぎるのよね。
その良すぎる性格にだいぶ引きずられつつある山内の、変化も面白い。

そして、探偵依頼に絡めた各話のミステリも上等。
短篇連作という長篇という、ちょっと変わったオチもよし。
なんとなくまだまだ続くよーいう終わり方もよし。
楽しみが増えるってもんです。

ちなみに、今回は題名にビートルズの曲名をモジってあるそーです。
ずっとそうなのかな?ビートルズ知らないからわかんない。

ともあれ、次作、あるなら、期待大。

投稿者 fran : 01:45 | コメント (0)