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2009年11月20日

リサガス♪

会社の引っ越しの為、荷造り最終日。
ったく、先週はリンゴをはこび、今週は書類を運び…
筋肉痛が休まる暇がない(笑)
幸い、友人の引っ越しはいろんな事情で流れました。
引っ越しまみれ連休になるとこでした(笑)

さて、買い足しボジョレー。
わざわざ有楽町まで行きましたよ♪

どうせ、卓上カレンダーも欲しかったし。
やっぱかわええなぁ(^^)

これ、買うのに、ぶんぶんと待ち合わせて、そのあと
飲みに繰り出す予定だったんだけど、ぶんぶんが
トラブルで、残業終わらず。。。
あたしも、引っ越しでえらい疲れていたから、
終わるのを待ってる気にもなれず、お流れになりますた。
こういうときこそ、飲んで憂さ晴らしなんですけどねー
体力が。。。(笑)

投稿者 fran : 23:55 | コメント (0)

2009年11月19日

ボジョレー解禁♪

さぁ、今年もやってきました。
まちに待ったボジョレーヌーヴォー解禁です。

今年はまず、この3本

BEAU-100ans.jpg
ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール
Selection Vieilles Vignes de 100ans

BEAU-LouisJadot.jpg
ルイ・ジャド ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール

BEAU-Lou Dumont.jpg
ルー・デュモン ボジョレ- ヌーヴォー

一番最初に開けたのがサン・タン(一番上のね)。
いきなりV.Vの新酒ってどうよ、という(笑)
ま、今年の傾向はあちこちでやってる試飲で
わかりましたから(笑)
今気がついたが、ルー・デュモンもV.Vだ(笑)

あとは、明日リサガスのイベントで手に入れば
リサガスラベルのボジョ。
結構、安価のペットボトルワインも美味かった。
でも、あれに1800円はださないとおもた(苦笑)
出していいと判断したものは3千円台でもだすけど。

しかし、飲みやすいなぁ。。。やばい。。。

投稿者 fran : 23:51 | コメント (0)

2009年11月18日

陽炎

今野敏:著者
ハルキ文庫

「BOOK」データベースより
東京湾にまたがるレインボーブリッジで、
乗り捨てられている車が発見された。
乗用車には、男女の連名で遺書らしきものが
遺されていた。
東京湾臨海署・刑事課強行犯係の安積警部補は、
指令を受け、部下の須田と黒木を現場に向かわせる。
果たして、追い込まれた男女の心中事件なのか?
だが、現場から戻った須田刑事からは、『偽装心中』
という意外な言葉が―。
須田の仮説を信じる安積たちは、謎に包まれた事件の
真相に辿り着けるのか!?(「偽装」より)。
表題作を始めとする八編を収録した、大好評
新ベイエリア署シリーズ待望の刊行。

新ベイエリア署シリーズ第2弾。
ここから副題に「東京湾臨海署安積班」とつく。
やっと腰が据わったか、という感じ(笑)

えー、短編集ですね。
あまり目立たないというか、描かれていない黒木も
準主役くらいには出してもらえてる作品もあります(笑)
いやほんと、桜井は時々だしてもらえるのに、黒木って
すんごい一瞬活躍のみで、あんまり語ってもらえない。
超無口だし。


レインボーブリッジの車乗り捨ての案件で須田と黒木が
現場に出ている最中にやってきた速水がもちこんだ
須田の噂話。太り過ぎで冴えない風貌の須田が、女連れで
ホテルのラウンジでお茶を飲んでいたという。
その理由は、安積が須田に直接尋ねることで事情がわかったが
それと事件案件の『偽装心中』の心情が奇妙にシンクロする。
(「偽装」より)

警察官の結婚は、一般が思ってる以上に重大らしい(笑)
まぁ、そうだろうな。おおよそ一人でいたほうが気が楽なんじゃ
ないかと思うほどの、プライベートなしな激務だもんなぁ。
で、安積は離婚しちゃってるから、こういうのは苦手なんだけど
とかいいながらも、自分の部下のことですから、もしも、なら
なんとかして、とか思っちゃうみたいですね。
残念ながらそういう話にはならんのですが、レインボーブリッジの
心中?事件と、須田の件が、もちろん須田側だけの気持ちなんですが
なんつーか、切ないシンクロで。
速水も自分の部下じゃないのに、須田のことをすごくよくわかってる。
つーか、興味津々すぎ(笑)

「世の中の女は見る目がない。須田、俺が女ならおまえを伴侶に
選ぶのも悪くないと考えるだろう」
「速水さんが女だったら、俺、絶対に嫌だな」


路上発砲事件で聞き込みに回り、疲れきって寮に帰ってきた須田と
黒木を待ち構えていたのは、出世も結婚も諦め、後輩に嫌がらせを
して楽しむことで鬱憤ばらしをする中園。
須田は一応寮の執行部委員長で、注意はするのだが、中園は聞く耳
もたない。
やがてふたりが抱えている発砲事件に動きがあり。。。
(「待機寮」より)

初めて黒木が語られてるっぽい作。だって、これだってどっちか
いうと須田じゃん。
黒木はすごく須田を理解してて尊敬もしてて、だから、中園の
無理難題とか、須田に害が及ばないように、盾になってるというか。
しかも、本能なのかなんなのか中園までかばっちゃうし。
結局は中園も、そんな一途な黒木に折れるわけだけど。
先輩とか後輩とか関係なく、お互いに尊敬し合う須田と黒木。

「いい後輩を持ったな」
「え・・・?黒木のことですか?
いえ、こいつは後輩じゃありません。俺の相方ですよ」


少女のレイプ事件。
その話を聞いたとき、須田と村雨の反応は対照的だった。
須田はあからさまに悲しげな表情になり、村雨は他の事件と
変わりはないという態度で聞いていた。
その案件に村雨を指名した安積だが、「須田と一緒に行かせて
欲しい」という申し出にびっくりする。
レイプ事件ということで、少年犯罪を感じ取った速水が
割り込んできて、その話を聞き、あのふたりならば独自の
アプローチを心得ているから、それぞれにいい結果を
持ち帰ってくるだろう、という。
そしてその通り、事件は意外な方向へ向かう。
(「アプローチ」より)

結構いい話です。いや、事件そのものはちょっとね。
須田と村雨。全く正反対なふたり。
安積はどちらかというと須田寄り、村雨は鼻につく、杓子定規
ということで、一言でいえば苦手。
でも、いなければ困るし頼りにもしている。
そんな自分の態度が、ふたりに亀裂を生むんじゃないかと悩む。
その考え過ぎを一蹴するのが速水(笑)
実際、お互い褒め合っていたりするし。
安積班の結束ぶりがよくわかるかと。
速水の必要以上の関わりっぷりも(笑)

「村雨は事実を掌握し、須田は心を掌握する」
「おまえは、私の部下をよく観察しているようだな。
私の代わりに刑事課に来るか?」
「冗談だろう。デカなんてまっぴらだ」


深夜にゲームセンターで喧嘩をしていた少年二人の
事情聴取を担当した村雨。
事件にするほどのことではなく、説教して終わりであった。
明け方、村雨は奇妙な夢を見た。
署にやって来ても夢の印象が尾を引いている感じだった。
そんな中、いわゆるオヤジ狩りの強盗傷害事件を担当し・・・
(「予知夢」より)

村雨に超現象(笑)いちばん似合わなそうな(笑)
思わず相談しちゃう相手が須田ってのも、いい。
こんなこと係長にいえないとか、おまえのようにはできないとか
須田にはちゃんと弱み見せるんだなぁと、意外な一面(笑)
でも、いくら奇妙な気がしたからって、夢をまともに取り合って
真面目に相談して、須田も真面目に取り上げて、事件解決に
結びつくって、言ってしまえば夢オチよねぇ。
もっとも、ごたごた言わせないだけの説得力はありますが。
最後に須田がバラしちゃうけど(笑)

「何の話かよくわからんが・・・」
安積係長が、戸惑ったような表情で言った。
「村雨、おまえを信用してよかった」
それは、そっけないような言い方だったが、
村雨は充分報われた思いだった。


夜明け前の海浜公園で見つかった死体。
安積たちは駆けつけ、本庁との合同捜査本部がたつことを
確認した時、遺体の側に立つ見たことのない人物に
違和感を覚えた。殺された人間のいる現場という場面に
あまりにそぐわない態度と容姿。
それはSTー科学捜査研究所特捜班の青山だった。
(「科学捜査」より)

どうやら。
別シリーズでSTものがあるんですが、そこの人みたいですね。
読んでみようかどうか迷ってるシリーズなんですけど。。。
出張宣伝の効果はあるかもしれん(笑)
でもって、逆にSTにハンチョウが出てるのもあるかもしれん(笑)
気が向いたら手をだしてみます。
安積班以上にハマったらどうしよう(苦笑)

ま、それはさておき。
科学捜査というけど、心理学者よねぇ。
プロファイリングよりもっと突っ込んでるあたりが、科学捜査と
いうのかなぁ?どうも科学と心理学が結び付かないもんで。
読め?うーん(笑)
で、なんと今回村雨とあの相楽がペアに。
絶妙な組み合わせだと思う安積は、青山と組まされるが(笑)
情報から事実を拾いだしていく青山に、安積や須田、反目してた
村雨まで、呆然としつつも認めざるを得なくなっていくのが
おもしろい。
いや、すげーおもしろいやつだというのはわかった(笑)
さらに、ハンチョウをべた褒めした。いいやつだ(そっちかよ)

「常に周囲を観察していて、誰が何を考えているかを把握
している。だから、あの眼つきの悪い部長刑事さんも、太った
部長刑事さんも係長のことを信頼しているんだ。」


麻薬の取引現場で張り込みをする安積班と速水。
張り込みをしながら、須田は2組のカップルの話を
耳に入れていた。
やがて売人が現れ、捕物が始まったが・・・
(「張り込み」より)

すんごい短い話ですけど。いい話だと思います。
これも須田がいい味出してる。
捕物はおまけ(笑)つか、きゃんきゃん喚いてた本庁、
厳重に配備してたのに、売人にはあっさり逃げられ
それも人質取られで、それをほいっとお縄にしちゃったのが
速水軍団であり、安積班であり。
人情話に近いものはありますが、見せ場は相変わらず(笑)

「臨海1だって?おい、みんな、ヘッドが刑事のマークIIに
乗ってるぞ」
安積は思わず速水の顔を見ていた。速水は前方を見つめたまま、
にやりと笑った。
「マル対のBMWには人質が乗っている。丁寧にお迎えしろ」


本庁の国際薬物対策室主導の事案に助っ人として駆り出される
安積と須田。
マル対は香港マフィアのエイク・チャンとコロンビアの
コカイン・カルテルの一員でラモン・ヘルナンデス。
世界一安全な街・トウキョウ、と、なめきってる香港マフィアを
日本の警察は果たして捕えることが出来るのか…
(「トウキョウ・コネクション」より)

安積・須田・速水、またもや大活躍。
違うと思ったら、規律違反も平気でやっちゃうのが安積。
しかし、須田のやることなすこと、ことごとくビンゴって
ここまでくると出来過ぎな気もするけどさ。
ま、なんにせよ、安積の活躍は、須田のおかげです(笑)

でも、速水が、銃を持ってると分かりきってる車に平然と
幅寄せするわ、ドリフトで前を塞ぐわ、完全に無敵の
ヒーロー風なのに対し、安積は、撃たれるかもしれないと
思ったら腰が浮くような恐怖を覚えたり、応援が駆けつけた途端、
恐怖と緊張がどっとやってきてもどしそうになってたり、と
完全に普通のおっさん(笑)
えぇ、どっちも好きですけど(笑)

「気をつけろ」安積は言った。「撃ってくるかもしれない」
「おまえこそ、姿勢を低くしていろ」
「運転手のおまえが撃たれたら、私も死ぬことになる」
「心配するな。おまえと心中などしたくない」


僕はただ気晴らしに台場に来てみただけだった。
海が見たい。唐突に思いついただけだった。
それなのに、立ちションをしたら、そこで女の子が
水着を着替えてて、覗きと騒がれた。
あせって逃げ出し、横断歩道を渡ろうとしたら
車が急ブレーキをかけ、後続車がそれにぶつかった。
自分が飛び出したから?!
さらに老人とぶつかり転ばせ、店のワゴンをひっくり返し…
罪を重ね続けてると焦り、ヤケになった康太は、
女の子を人質にビルの屋上に上った。
(「陽炎」より)

康太という少年の視点で描かれた物語。
受験に失敗し、予備校生となった康太は、ささいな
ことでも受験に響くと思っている。
それなのに、覗きだ事故誘発だ器物損壊だと、罪を重ねて
しまっていると思い込んで、もうダメだとヤケになってしまう。
夏の暑さも正常な思考回路を保てなかったのかもしれない。
そこに現れる安積のかっこいいこと(笑)
安積としては、実は事実関係がさっぱり分からず、とにかく
なにがあったのか、まず調べろと村雨や須田に命じます。
だよなぁ。通報をそのまま鵜呑みにする警察官はいないよなぁ。
だから、しごくまっとうなことをやってるだけなんですけど
なんか妙に感動しちゃうのは、シチュエーションのせいか(笑)
それと、新ベイエリアシリーズになってから時々描かれる安積の
「包み込むような声や口調」が、際立っているようです。
この話、この短編集のなかで一番気に入ってます。

「何かあったら、力になろう。連絡してくれ」
この人は本当に力になってくれる。
安積の口調にはそう思わせる強さがあった。

投稿者 fran : 00:19 | コメント (0)

2009年11月17日

ひー

面接なんて何年ぶり?
この年になってまさかリクルートごっこをやるなんて
思ってもなかったです;;;
昇格試験の面接、今日、やってきました。

なんか、いっぱい書かされた。
SPI試験(といっても、性格判断の項のみ)もやったし
自己紹介書なんて、2回も書かされた。
上司からの推薦書もあるから、矛盾がないか、どうか
みたいなことなんだろな。

まったく、心臓ばくばく、頭ん中まっしろ。
無我夢中でおわった20分。
何を聞かれてどう答えたのか、しばらくは
記憶喪失状態だった(苦笑)
まぁ、終わったからもういい。。。

戦闘服もといスーツで武装も何年ぶりよ。
すっかり肩凝ったわ。

とりあえず、山はいっこ超えた。
結果は来週末。その前に、どうせ会社の引っ越しで
大騒動だから、忘れ去ってしまうだろう。

いいかげん、落ち着きたい。。。
会社もプライベートも。。。

投稿者 fran : 23:43 | コメント (0)

2009年11月14日

いろいろいろ

気がついたら11月も半ば。。。
いや、ほんとにいろいろあって、今日はなんにち?
なんようび?状態だったり。

やっぱり、いちばんは、母の入院ですか。
夏からずっと体調が悪く、ついに入院しましたが
実は検査の結果は全くの健康体。
けど、37度台の微熱は続き、たまに40度近い熱を
出し、おかしいのはおかしい。
熱の原因が全くわからない。
3カ所の病院にかかったが、結局不明。
入院を引き受けてくれた病院が、そうやって出された
薬の飲み過ぎも一因かもしれないと。
2週間ほどで退院してきて、今はずいぶんよくなりましたが
まだ時折寝込む。
週末はご飯作りに買い物にと、せっせと実家通い。

リンゴオーナーの収穫も、泣きつかれて会社を休み長野へ。
往復12時間。半分以上は父が運転したが、それでも
3、4時間はハンドル握ったか。
父の担当は首都高(笑)あたしは首都高嫌い。怖い。
そのかわり、談合坂から諏訪湖までは引き受けました(笑)
幸い覆面はおらず、130キロでも捕まらずに
済みました(笑)
父があわあわするので100〜110キロあたりを保って
いたのですが、たまに出し過ぎちゃってねーあはは。
そんでもアクセルを床まで踏みつけることはなかったので
やってみればよかったかも。
デミオも1300とはいえ、強くなったよ。前のデミオは
ほんとにめいっぱい踏み込んでも、パワーなかったもん。

今日は、段ボール10箱はゆうにあろうリンゴの収穫、
搬送で筋肉痛です(^^;
もぅ、来年はやめてくれよ、と祈りつつ。。。

来週は、昇格試験の面接があります。
上司がすんげぇ張り切っているから、かなり迷惑。
赤面ものの推薦書をもらいました。
嘘八百とまではいいませんが、誇張は確か。
これをもとに、面接での受け答えをしろと。
荷が重いっす・・・
人の上に立つなんて、柄じゃないってば。。。

そして会社の引っ越し、友達の引っ越しの手伝いと
まだまだバタバタは続きます。。。

投稿者 fran : 01:34 | コメント (2)

2009年11月12日

かけない

今野敏氏のベイエリアシリーズのレビューを
早く書き終えたいのだが、これが進まなくて困っている。
レビューで上げたい台詞とか探してると、どうしても
読んじゃうんだよねぇ(苦笑)
じゃあ、いつものように簡潔に、とか思っても、
どっぷりはまり込んでる分、簡略化もできずに。。。
ほんとに、熱く語ってます;;;
なんでこんなにハマったのか自分でもよくわかんないっす。

パソコンの前には、パトカーのミニカーが並んでます。
高速用ってあたりが、速水へのラブっぷりがよくわかろうと
いったとこですが。
スープラのパトカーはないので、お気に入りはRX-8。
GT-RもZもそれなりにかっこいいが、あたしはマツダが好き。
どうでもいいけど、ドアミラーがないから、えらく間抜け
なんですけどねえ、トミカさん?

とりあえず、あと4冊分は残ってるので、合間に放り込んで
いきます。

今日はAUJ。
Autodesk University Japanという、AutoCADを始めとした
Autodesk製品を使ってる人たちのためのユーザー情報交換会。
ユーザー会ともいう。
ま、仕事の話なんですけど。
会費いちまんえんを自腹で行こうという仕事熱心な、、、
ではなくて、ただ単に、久しぶりにメンバーに会ってみようかな
いうくらいの。。。久しぶりすぎてわかんなかった(苦笑)
知ってるひとはほとんど参加してなかったみたいなんだけど。

まぁ、でも講習会はみっしり詰め込まれて、有意義ではあった。
ソフトの世界はあまりに進みが早いので、うっかりしてると
あっという間に取り残される。
仕事にしてないおばさんは「ついていけないわー」で
済むかもしれんが
仕事にしてるおばさんは、んなこと言ってられないから必死だ。
でも、脳細胞は死滅寸前なので、新しいことがなかなか理解
できないのである。

やっぱり、それ考えたら、ユーザ同士のつながりは大事だと。
気軽に相談出来る相手がいるといないとじゃ、えらい違う。
忘年会、顔出しておくかなぁ。。。

投稿者 fran : 02:27 | コメント (2)

2009年11月01日

彼女がその名を知らない鳥たち

沼田まほかる:著者
幻冬舎文庫

「BOOK」データベースより
八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、
淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。
下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。
彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。
そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。
「黒崎が行方不明だ」と知らされた十和子は、
陣治が黒崎を殺したのではないかと疑い始めるが…。
衝撃の長編ミステリ。

現実逃避は続く(苦笑)

初作家です。

ひとことでいえば醜悪。

しかし、その傷の深さは、その愛の深さは、重い。
こんな愛し方しかできない男が哀れであり、
こんな愛し方しかできない女が惨めである。

全てが陰鬱に進む話。
途中で嫌になってしまったくらい暗いが、なんとか
最後まで持ちこたえたら、このラストだ。

陣治は相手が十和子でなければ、十分に献身的で
好意的にみられるだろうに。
ただし、女性の生理的嫌悪感をまとめた男である
ことも確かかもしれない。
十和子にとって陣治はけがれの象徴でしかない。
それも、勝手な一方的な押しつけ、拒めるものなのに、
それを最後まで引き受ける陣治。

ありえない。
あまりにも哀しすぎる。

だが、あまりに冷淡に描かれる文章に、感情の全てを
持っていかれずに済む。
もしかして、すごい作家なのかも?
とりあえず、チェックしといてみよう。

投稿者 fran : 00:39 | コメント (0)