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2010年06月30日

朝日のようにさわやかに

恩田陸:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
葬式帰りの中年男女四人が、居酒屋で何やら
話し込んでいる。彼らは高校時代、文芸部の
メンバーだった。同じ文芸部員が亡くなり、
四人宛てに彼の小説原稿が遺されたからだ。
しかしなぜ…(「楽園を追われて」)。
ある共通イメージが連鎖して、意識の底に眠る
謎めいた記憶を呼び覚ます奇妙な味わいの
表題作など全14編。
ジャンルを超越した色とりどりの物語世界を
堪能できる秀逸な短編集。

例の学園ものの短編があります。
あれ、もう一度系統立てて読んでみた方がいいかなぁ。
別に知らなくても楽しめますけど。

いろんな意味でホラーな短編集。

というか、世にも奇妙な物語、そのままできそう。

投稿者 fran : 00:49 | コメント (0)

2010年06月26日

1950年のバックトス

北村薫:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
一瞬が永遠なら、永遠もまた一瞬。
過ぎて返らぬ思い出も、私のうちに生きている。
秘めた想いは、今も胸を熱くする。
大切に抱えていた想いが、解き放たれるとき―
男と女、友と友、親と子を、人と人を繋ぐ人生の一瞬。
「万華鏡」「百物語」「包丁」「昔町」「洒落小町」
「林檎の香」など、謎に満ちた心の軌跡をこまやかに
辿る短篇集。

北村ワールドにどっぷりつかれます。
いろんなタイプの話が、すっきりまとめられ
やさしさも厳しさも満載。
短くも贅沢な一冊。

投稿者 fran : 00:48 | コメント (0)

2010年06月25日

家日和

奥田英朗:著者
集英社文庫

「BOOK」データベースより
会社が突然倒産し、いきなり主夫になって
しまったサラリーマン。
内職先の若い担当を意識し始めた途端、
変な夢を見るようになった主婦。
急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに
困惑する作家などなど。
日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、
少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた
人たちは…。
今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の
肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。

様々な家族とその日常が、軽いタッチで描かれている
短編集。
結構ほんわかしているようで、ぴりっとした毒も
仕込まれていて、巧いです。

投稿者 fran : 00:47 | コメント (0)

2010年06月21日

6時間後に君は死ぬ

高野和明:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
6時間後の死を予言された美緒。
他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は
真実なのか。美緒は半信半疑のまま、
殺人者を探し出そうとするが―
刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから
心温まるファンタジーまで、稀代のストーリー
テラーが卓抜したアイディアで描き出す、
珠玉の連作ミステリー。

久しぶりに作品みました。
短編そのものも初めてですが、まぁ連作なんで
ある意味長編でもあるんでしょが。

結構、楽しめます。
映像的ですね。
まぁ、実際ドラマになってるし。

つか、映画のひとだったんだねぇ、高野氏って。

投稿者 fran : 00:45 | コメント (0)

2010年06月19日

小岩菖蒲園

結構規模ありますね。河川敷だしボランティア?だし
正直、堀切菖蒲園があまりにしょぼくて失望で
あんまり期待してなかったんですが(苦笑)
堀切は園そのものよりも、地域のお祭りがメインと
言った方がいいのかもですね。
花は確かにきれいでしたけど。

小岩はちょっと最近かまってやってない
千秋さま(デミオ号)のご機嫌とりも兼ねて(笑)
暑かったけど、見応えあったので、よかったでつ。


広角無駄にならずにうれしい(爆)


花菖蒲ってまじまじみたの初めてかもしんない。
こんなきれいだったんだ。


ちょっとした池。
なかなかきちんと整備されているのです。


あじさいも満開♪


電車と。。。
結構気に入った一枚。

そういや。
ちょうど一週間前。。。誕生日でした。
いくつになったのか、忘れた。

もぅいろんなことで、いっぱいいっぱいで、嫌になった。
こうしてふら〜っと出かけられるだけマシだけど。

投稿者 fran : 23:43 | コメント (0)

孤愁ノ春-居眠り磐音江戸双紙33-

佐伯泰英:著者
双葉文庫

「BOOK」データベースより
桜の花が咲き、江戸が晩春に移ろう頃、
佐々木磐音とおこんは小梅村にある
両替商・今津屋の御寮で静かな日々を送っていた。
老中田沼意次の配下が昼夜を分かたず御寮を
監視していたが、やがて磐音を狙う刺客が現れ…。
春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、
著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第三十三弾。

いよいよ新章開始、という感じである。
佐々木家に入り、おこんと平和な日々を
まったりと続けてこの先どう話が進むのか
ちと心配していたら、前作で全てがひっくり返り、
ひっくり返ったら返ったで、どうなっちゃうの?
状態だったのが、いや、うまくつなげましたねぇ。

というか、磐音はこれでなきゃ。

まったり若先生なんぞやってるよか、よっぽど
いいや(笑)

しかし、おこんさん。いいのか;;;;
腹に子供がいることを忘れているような;;;;
無事産まれますように;;;;

投稿者 fran : 00:42 | コメント (0)

2010年06月16日

警官の紋章

佐々木譲:著者
ハルキ文庫

「BOOK」データベースより
北海道警察は、洞爺湖サミットのための
特別警備結団式を一週間後に控えていた。
そのさなか、勤務中の警官が拳銃を所持したまま失踪。
津久井卓は、その警官の追跡を命じられた。
一方、過去の覚醒剤密輸入おとり捜査に疑惑を抱き、
一人捜査を続ける佐伯宏一。
そして結団式に出席する大臣の担当SPとなった小島百合。
それぞれがお互いの任務のために、
式典会場に向かうのだが…。

ハマっているかも(笑)
道警シリーズ第三弾。

今回は、佐伯、津久井、小島、それぞれ違うものを
追っかけてたら、なんとなく絡んじゃったという。
平行時間で違う話が進みますので、わくわくした
感じが最後まで持続します(?)

ところで、まだ続いているんでしょか。これ。

投稿者 fran : 00:40 | コメント (0)

2010年06月14日

六月六日生まれの天使

愛川晶:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。
同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が
眠っている…。ここはどこ?この男は誰?
扉を開けると、意外にも外は雪。
そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている!
記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、
その果ての衝撃!傑作ミステリー長篇。

初作家だけど。。。

はっきりいっていい?

つまんない。

つか、独白がうざい。

ものすごいご都合主義展開だし。

投稿者 fran : 00:38 | コメント (0)

2010年06月10日

ふたつめの月

近藤史恵:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
契約社員からようやく本採用になった矢先、
解顧をいいわたされた久里子。
心から喜んでくれた両親の手前、
出社するふりをしては日中ぶらぶらと暇を
つぶす毎日を送っていた。
ある日、偶然すれ違った元同僚の言葉に不審な点が―
もしかして私、自分から辞めたことになってる?
近藤史恵版『隅の老人』第二弾。

「賢者はベンチで思考する」の続編ですね。
この話すごく好きだったので、また会えてすごく
うれしかった。

というか。
近藤作品には、また会いたいというのが多い。
特に、こう、なにがあるわけでもないのだけど。
知り合えてうれしい。再会できてうれしい。
そんな作品が多いです。

犬もね、かわいいんだわ、これが。うふ。

投稿者 fran : 00:47 | コメント (0)

2010年06月08日

そして誰もいなくなる

今邑彩:著者
中公文庫

「BOOK」データベースより
名門女子校天川学園の百周年記念式典に
上演された、高等部演劇部による
『そして誰もいなくなった』の舞台上で、
最初に服毒死する被害者役の生徒が実際に死亡。
上演は中断されたが、その後も演劇部員が
芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。
次のターゲットは私!?
部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、
姿なき犯人に立ち向かうが…。
犯人は殺人をゲームにして楽しむ異常嗜好者なのか。
学園本格ミステリー。

これまた14年前の作品。
このひと、今は書いてないのかしら???
な、訳ないみたいですけど。

ところで。
これだけ本を読んで、ミステリ大好きを公言して
はばからないわたくしですが。

アガサクリスティは一作も読んだことありません。

もちろん、クィーンも。
ミステリの大御所といわれる海外のどんな作者の
ものでも読みません。
なぜなら、翻訳ものは大嫌いだからです。
作者の言葉じゃないからです。訳者の言葉だからです。
だから、翻訳じゃない本が読めるなら絶対読んで
いたでしょう。
そんだけの語学力はないから読まないだけです。
ただ、もし大好きな作者が翻訳したものなら、
読むかもしれません。
あたしにとって言葉とはそういうものです。

ま、そんなこたどうでもいいけど。
もしかして、知らないがゆえに、ここまで純粋に
楽しめたのかなーと思ったもので。
アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を
下敷きにしてる話らしいので。

ミステリの定石でいくなら、こいつが犯人だろう、と
見当つけてたら、ほんとにその通りだったんで
笑ってしまったんだが。
素直なミステリだ(笑)

ただ、なんだかんだで陳腐な割には悪くない。
引き込むのが巧い。
まだ2作しか読んでないし、どっちも10年以上前だったり
するし、この2作以外他の作品を全くといっていいほど
みかけない等の弊害(笑)はあるけど、きっと筆力は
ある作者だと思うので、がんばって追っかけてみる。

そうでもしないと、読みたい本が今ないのだよ;;;
本棚から再読状態なのだよ;;;
そろそろ「うちのコレクション紹介」状態に入れるかしら(爆)

投稿者 fran : 00:11 | コメント (0)

2010年06月05日

棘の街

堂場瞬一:著者
幻冬舎文庫

「BOOK」データベースより
地方都市・北嶺での誘拐事件は、県警捜査一課の
敏腕刑事・上條のミスにより被害者が殺害され、
捜査が行き詰まっていた。
自らの誇りを取り戻すため捜査に邁進する彼の前に
現れた少年。その出会いが彼が封印してきた過去を
解き始めた時、事件は意外な姿を見せる…。
己の存在意義、組織と個人、親と子。
様様に揺れる心情を丹念に描く傑作警察小説。

うーん。。。好みは好みなんだが。。。
すっごくよく見るし、売れてるんだろうけど
この作家、初です;;;
最初に手を出したのがこれ、っていうのがいいのか
悪いのか(苦笑)
ハードボイルドなのね(^^;

正直言って、ドラマの失踪課の原作がこの人だと
いうのに興味を引かれただけなんだよねー
ドラマ、じみーーーーに面白かったのよ(笑)
不思議に思っていた人物の作り込みに手をかけてない
理由はよーくわかりましたけど(大笑)

ま、おとなしく失踪課に手を出せってことでしょか。

にしても、たかが一刑事がここまでやりたい放題やれる
とは思えないが。
しかも、なんか含みがあるのかと思っちゃうくらい
意固地なキャラ。
「俺は刑事だ」というなら、組織くらい背負っちゃどうなんだ。
男のご都合主義が際立つ作品といってもいいかも。

投稿者 fran : 23:41 | コメント (0)

2010年06月02日

求愛

柴田よしき:著者
徳間文庫

「BOOK」データベースより
フリーランスの翻訳者・弘美は、自殺とみられた
親友の死の真相をつきとめたことをきっかけに、
探偵事務所の調査員となる。
自殺願望の女子中学生、浮気疑惑のエリート医師夫人、
砂場に生ゴミを埋める主婦…。
ささやかな毎日を懸命に生きる女たちと関わって、
弘美自身が掴んだ人生の真実とは…!?
深い感動を呼ぶサスペンス・ミステリー。

元恋人の妻であり親友でもあった由嘉里の死から
全てが始まった。
自殺だと思われた死の真相を解き明かし、その
大元となった人物を探し出すために探偵事務所の
調査員となる。
そうしてささやかな日常の出来事に潜む謎の糸を
ほぐしていく、連作短編集。

ひとの人生の一端に関わるって、どうなんだろうな。
私立探偵ってうさんくさいけど、本人たちにも
いいしれぬ悩みはあるわけで。
あ、もちろん、まっとうな会社のまっとうな
調査員なら、ってことだけど。

こういう生き方もありなんだろうけど、いくら
親友でも、他人の為には動けないなぁと
思ってしまったです。

で、目標達してしまった弘美は、このあとも
調査員は続けるみたいだけど、どうなるんだろうな、と
結構気になっている(笑)

投稿者 fran : 22:07 | コメント (0)

2010年06月01日

ルームメイト

今邑彩:著者
中央文庫

「BOOK」データベースより
私は彼女の事を何も知らなかったのか…?
大学へ通うために上京してきた春海は、
京都からきた麗子と出逢う。
お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は
快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、
彼女の二重、三重生活を知る。
彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。
茫然とする春海の前に既に死体となった
ルームメイトが…。

最近、本屋で山積みなんだよねぇ。
初作家です。まぁ、悪くない。
多少陳腐だなぁと思いながら、初出みて驚いた。
13年前ですか。

なぜ今大売り出し?(笑)

まぁ、使い古された設定だけど、文章はさくさく
読ませてくれるので、いいと思う。

ただ。
モノローグ3で本編が終わって、おまけのモノローグ4が
あるんだけど、ここでミステリからホラーに変わります。
作者当人が、いれるか外すか悩んでんじゃ、おいおいって
感じですが(^^;

とりあえず、何作か読んでみたいとは思わせる作家であった。

投稿者 fran : 21:50 | コメント (0)