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2012年06月14日

天地明察(上・下)

冲方丁:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。
即ち、日本独自の暦を作り上げること。
当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、
ずれが生じ始めていた。
改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。
碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を
見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く―。
日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。
第7回本屋大賞受賞作。

投稿者 fran : 01:06 | コメント (0)

2012年06月13日

秋思の人-居眠り磐音江戸双紙39-

佐伯泰英:著者
双葉文庫

「BOOK」データベースより
初冬の陽射しが山の端を照らす頃、甲府勤番支配職を解かれた
速水左近は、三人の供を従え一路江戸に向かっていた。
一方、田沼一派の動向を知った坂崎磐音は、速水一行の
帰路を案じつつ夜明けの甲州道中を急いでいたが…。
春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、超人気書き下ろし
長編時代小説第三十九弾。

投稿者 fran : 01:01 | コメント (0)

2012年06月10日

探偵Xからの挑戦状!3

小学館文庫

◎収録作品◎
貫井徳郎「殺人は難しい」
北村 薫「ビスケット」
米澤穂信「怪盗Xからの挑戦状」
島田荘治「ゴーグル男の怪」

人気作家によるNHKミステリー番組原作集

夫が浮気? 疑念が晴れない“あたし”の中に相手を
殺したい気持ちが芽生えて……(貫井徳郎『殺人は難しい』)。

アメリカ人教授が殺害された。死体の不自然な手のかたちは、
ダイイング・メッセージなのか?
名作『冬のオペラ』のコンビが謎に挑む(北村薫『ビスケット』)。

“怪盗X”が“探偵X”に謎解きを依頼。冬の天弓館で起きた
殺人事件の犯人は?(米澤穂信『怪盗Xからの挑戦状』)。

霧の夜に発生した煙草や老女殺人事件。各所で目撃された、
ゴーグルをかけた謎の男の目的は?(島田荘司『ゴーグル男の怪』)。

4人の人気作家によるNHKミステリー番組の原作が、
オリジナル文庫で登場。
それぞれの謎を、あなたは解き明かすことができるのか。

投稿者 fran : 00:54 | コメント (0)

2012年06月08日

誘拐

五十嵐貴久:著者
双葉文庫

「BOOK」データベースより
歴史的な条約締結のため、韓国大統領が来日する。
警察が威信をかけてその警護にあたる中、事件は起きた。
現職総理大臣の孫が誘拐されたのだ。
“市民”を通じて出された要求は、条約締結の中止と身代金30億円。
比類なき頭脳犯の完璧な計画に、捜査は難航する―。
鮮やかなラストに驚愕必至のクライム・ヒューマンサスペンス。

投稿者 fran : 00:49 | コメント (0)

2012年06月01日

1Q84(全6巻)

村上春樹:著者
新潮文庫

BOOK1〈4月‐6月〉前編
1Q84年―私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。
青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。
疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。
好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。
私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。
…ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、
主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

BOOK1〈4月‐6月〉後編
ふかえりはきっと特別な存在なんだ、と天吾はあらためて
思った。ほかの少女たちと比べることなんてできない。
彼女は間違いなくおれにとって、何らかの意味を持っている。
それなのにどうしてもそのメッセージを読み解くことができない。
…『空気さなぎ』、宗教集団さきがけ、リトル・ピープル、
そして夜空に浮かぶ月。謎に満ちた「1Q84年の世界」を生きる
天吾と青豆の運命は―。

BOOK2〈7月‐9月〉前編
心から一歩も外に出ないものごとなんて、この世界には
存在しない―君たち二人の運命が、ただの成り行きによって
ここで邂逅したわけではない。君たちは入るべくしてこの世界に
足を踏み入れたのだ。この1Q84年に。
…雷鳴とどろく夜、青豆はさきがけのリーダーから「秘密」を
明かされる。天吾と父親の宿命的な再会、そして猫の町。
二人が迷いこんだ世界の謎はまだ消えない。

BOOK2〈7月‐9月〉後編
青豆に言わなくてはならないことがいくつもあった。
しかし今ここで天吾にできるのは、ただ名前を口にすることだけだ。
青豆、と彼は呼びかけた。それから思い切って手を伸ばし、
空気さなぎの中に横たわっている少女の手に触れた。
…天吾と青豆、空に二つの月が浮かぶ1Q84年の世界で、
二人はもう一度めぐり逢えるのか。深い森の中へ分け入るように、
物語は続いて行く―。

BOOK3〈10月‐12月〉前編
青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。
「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。
それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」。
彼は何かを知っていた。とても大事なことを。
―暗闇の中でうごめく追跡者牛河、天吾が迷いこんだ海辺の「猫の町」、
青豆が宿した小さき生命
…1Q84年、混沌の世界を貫く謎は、はたして解かれるのか。

BOOK3〈10月‐12月〉後編
その誰かは、そこにあるものが本当にあることを確認するために、
彼の幅広い手をいっそう強く握りしめた。
長く滑らかな指、そして強い芯を持っている。
青豆、と天吾は思った。しかし声には出さなかった。
彼はその手を記憶していた。
―青豆と天吾、二人は「物語」の深い森を抜けてめぐり逢い、
その手を結び合わせることができるのか。
ひとつきりの月が浮かぶ夜空に向かって…。

投稿者 fran : 00:37 | コメント (0)