2016年10月05日

レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち

篠田真由美:著者
講談社タイガ

「BOOK」データベースより
アルヴァストン伯爵家で行われた晩餐会の夜、
「エトワール」と讃えられるダイヤモンドの耳飾りが
片方だけ、忽然と消えた。スコットランド・ヤードも
手を焼くその事件は、噂話には事欠かない
ヴィタ・アメリ・シーモア元子爵夫人に持ち込まれることに。
天真爛漫なレディと笑顔ひとつ見せない美貌で有能なメイド。
19世紀ロンドンを舞台に自由な女性たちの冒険が、はじまる!

投稿者 fran : 21:43 | コメント (0)

2015年12月25日

黒影の館-建築探偵桜井京介の事件簿-

篠田真由美:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
一九八〇年秋、突然の義父の死。
神代宗は傷ついた心を埋めるため訪れた北の町で、
殺人の罪を着せられてしまう。
そして、疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の
「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃する。
謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語りはじめたとき、
銃声が轟いた!
大人気シリーズ第14弾。

投稿者 fran : 16:01 | コメント (0)

2015年08月23日

一角獣の繭-建築探偵桜井京介の事件簿-

篠田真由美:著者
講談社文庫

BOOK」データベースより
六月の緑の森の、白い花の咲く木の下で、ぼくは君と出会った。
人の姿をした美しい一角獣と―。
放火殺人事件の生き残りの少女に心惹かれていく蒼。
しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無残な死を遂げた!
すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは!?
大人気シリーズ第13弾。

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2014年07月28日

アルカディアの魔女〜北斗学園七不思議3〜

篠田真由美:著者
PHP文芸文庫

「BOOK」データベースより
中等部三年生になるアキ、ハル、タモツは、
寮の引っ越しに大忙し。そんな中、森で妖精の宴を
目撃したという生徒が現われ、その一方で奇妙な
暗号文が発見される。
これらは果たして学園の七不思議と関係があるのか。
しかし調査にかかる前に、突然タモツが学校を辞めると言いだして…。
森に隠された学園創立期に遡る意外な秘密とは。
そして三人を襲う最大のピンチ。
謎が加速する大人気学園ミステリー第三弾。

投稿者 fran : 00:35 | コメント (0)

2014年03月12日

闇の聖杯、光の剣〜北斗学園七不思議2〜

篠田真由美:著者
PHP文芸文庫

「BOOK」データベースより
秋の文化祭をひかえ、新聞部のアキ、ハル、タモツは、
新聞制作コンクールのための企画に頭を悩ませていた
。目下調査中の七不思議のひとつ「記念博物館の謎」も
なかなか進展がない。
そんな中、三人に奇妙なおまじないの話をした女生徒が
失踪した…。魔女、人狼、暗号、複雑怪奇な建物、
そしてドイツ第三帝国の秘密まで絡み出し、
彼らにさらなる危機が迫る!
謎が謎を呼ぶ、大好評学園ミステリー第二弾!

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2013年12月01日

王国は星空の下〜北斗学園七不思議1〜

篠田真由美:著者
PHP文芸文庫

「BOOK」データベースより
深い森にかこまれた全寮制の北斗学園。
その広大な敷地の一画には戦前からの建物が点在し、
異空間をつくりあげている。中等部二年で新聞部の三人、
行動脈のアキ、慎重派のハル、知性派のタモツは、
学園に伝わる「七不思議」をさぐろうとする。
だが、それを邪魔しようとする何者かの存在と、
とんでもない事件が三人の前に立ちはだかる…。
秘密結社、黒魔術、占星術…眩惑する謎の数々と
ゴシック風の建築物が織りなす学園ミステリー。

投稿者 fran : 23:48 | コメント (0)

2013年09月23日

聖女の塔 -建築探偵桜井京介の事件簿-

篠田真由美:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
明治の教会が残る長崎県の無人島で、
女たちが火に焼かれて死んだ。
宗教的理由による集団自殺か、殺人なのか?
桜井京介は、事件性を疑う私立探偵に乞われ現地へ向かう。
その頃、蒼はカルト教団に入信した友人を救おうとしていた。
二人に迫る悪意の罠。狂気の炎が再び空を焦がす時、
京介は蒼を救えるのか!?

投稿者 fran : 01:43 | コメント (0)

2012年11月09日

閉ざされて

篠田真由美:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
函館の西郊に海に臨んで建つ、白いモダニズム風邸宅、雪華荘。
その閉ざされた館で孤独な生活を営む汀は、東京にいる兄の洽との
手紙のやり取りが、唯一の心のよりどころだった。
だが、脳梗塞で倒れ隠棲している父・博通が残そうとしている
遺産をめぐり、後妻母娘とのあいだで確執が深まるなか、
兄が謎の失踪を遂げた…。
鮮やかな叙述で導かれる、驚愕のトリック!著者渾身の
書き下ろし長編ミステリー。

投稿者 fran : 20:21 | コメント (0)

2012年09月25日

胡蝶の鏡 -建築探偵桜井京介の事件簿-

篠田真由美:著者
講談社文庫

うらがきより
4年前、父親の反対を押し切ってヴェトナムに
嫁いだ四条彰子が、京介と深春に助けを求めてきた。
一家の長老、レ老人との軋轢がその理由だ。
なぜか日本人を嫌うレ老人。その原因は90年前の
事件にあるらしい。当時、レ家に寄宿していた
日本人青年が謎の死を遂げ、直後に令嬢が出奔。
令嬢の弟で8歳だった少年は、愛する二人を同時に失い、
心に深い傷を負ったのだ。
歴史の波に翻弄されながら、レ家は命脈を保ってきたが、
レ老人の心から悲劇の記憶が離れることはなかった。
京介らはハノイに飛び、90年前の事件を解き明かそうとするが、
その目前で再び事件が起きた。
建築探偵桜井京介の事件簿、第3部開幕!

投稿者 fran : 21:01 | コメント (0)

2012年02月05日

永遠なる神の都〜神聖都市ローマ〜(上・下)

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

「BOOK」データベースより
教皇銃撃事件が起き、騒然としたローマ市内。
そこへ柚ノ木透子たちは、拉致された吸血鬼タジオを
追ってやって来た。一方、不死の吸血鬼龍緋比古は
トリノの戦いで深手を負い、行方知れずに。
そんななか、邪神の新たなる策謀が始まっていた。
高位の聖職者たちが次々と失踪していたのだ。
やがて修道士セバスティアーノと透子の前に邪神が現れ、
二人は絶体絶命の危機に。

高位の聖職者が消え、死者が甦るという不気味な噂が
流れるローマ市内。龍緋比古は聖槍ロンギヌスを追い、
修道士セバスティアーノは、銃撃されたあと行方知れずの
教皇を捜していた。軟禁されていた教皇を救出したのも束の間、
ヴァティカンが敵の手に落ちたかのような一報が!
ついに龍と邪神の最終決戦へ!
はたして邪神の正体とは?
大河吸血鬼伝説、堂々の完結。

投稿者 fran : 21:40 | コメント (0)

2011年10月13日

幻想建築術

篠田真由美:著者
PHP文芸文庫

「BOOK」データベースより
魅惑的な建築物と謎に彩られた“都”を舞台に紡ぐ
連作短編集。
都の秘密に取り憑かれた神学生の葛藤と恐怖を描く「神の墓」、
祖父が遺した複雑怪奇な建物の図面に魅せられた少年が、
運命的な出会いへと導かれる「偸盗」、人好きのする
腸詰屋の女将の悪夢に隠された秘密が恐ろしい「こともなし」
ほか、十二話を収録。
すべての物語がつながったとき、明らかになる“都”の
驚くべき秘密とは…。

投稿者 fran : 15:05 | コメント (0)

2011年09月28日

失楽の街-建築探偵桜井京介の事件簿-

篠田真由美:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
四月一日のW大講堂前を皮切りに開始された
連続爆破事件。ハンドル・ネーム“火刑法廷”の
犯行予告はなにを語る。故郷を捨ててさまよう少年、
過去を引きずる男女、我が子を亡くした父。
魂の置き場を喪失したものたちが、巨大都市・東京で
交錯する時、その救済は何処に
。建築探偵シリーズ第二部、堂々の完結。

投稿者 fran : 14:39 | コメント (0)

2011年05月07日

美しきもの見し人は

篠田真由美:著者
光文社文庫

「BOOK」データベースより
長崎県の北西部・生月島のさらの北西に浮かぶ
さいはての島・波手島。
この島に孤高のキリスト教文学者・蘭堂叡人が
修道院を模して建てた「館」がある。
叡人の養女にして著作権継承者・蘭堂キアラを筆頭に、
曲者ぞろいの女たちが、この島の数少ない住人のすべてだ―。
探偵である「私」はキアラの依頼を受け、
この館にやってきた。叡人の隠し子で唯一の遺産相続人を
名乗る青石羊子の嘘を証明するために。
羊子の正体とは?「昇天」したと伝えられる叡人の
死の真相とは?
謎と猜疑に満ちた館の重苦しい雰囲気を破るように、
ある朝、転落死体が発見される…。

投稿者 fran : 22:04 | コメント (0)

2010年12月09日

魔導師と邪神の街〜魔都トリノ〜

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

「BOOK」データベースより
ヴェネツィアで遂に開始された、不死の吸血鬼・龍緋比古と
ヴァティカンの全面戦争。
拉致されたセバスティアーノを追い、柚ノ木透子たちは
魔都トリノへ向かう。
手がかりを求めて秘密結社「黄金のホルス」主催のパーティに
潜入するが、そこには教会を陰で操る謎の考古学者と
古代エジプトの邪神が待ち受けていた…。
矢先、市内で次々に切断された手足が発見され、
街は不可視の赤い網に覆われた。
邪神が仕掛けた結界か?
聖槍ロンギヌスで深手を負った龍に、最大の試練が。

投稿者 fran : 01:06 | コメント (0)

2010年01月20日

水冥き愁いの街〜死都ヴェネツィア〜

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

「BOOK」データベースより
カトリックの総本山ヴァティカンが“緋色の龍”と
畏怖する吸血鬼・龍緋比古。
聖なるキリストの血を吸った龍の抹殺に枢機卿が
遂に動き出した。
教会を裏切った修道士セバスティアーノを拘束、
弱点を自白させるためヴェネツィアに移送する。
一方、龍と柚ノ木透子はセバスティアーノ救出のため
イタリアに渡った。だがそこには、師を龍に殺され
復讐の牙を研ぐ美しき吸血鬼タジオが待っていた…。
やがて教会の刺客たちが水の都に集結。
キリストを貫いた伝説の聖槍ロンギヌスが龍に迫る。

龍の黙示録シリーズ第六弾。
そして、イタリア三部作の第一部。

しかし、今更ですが、うっかりしたらバチカンに
げんこつ落とされそうな(^^;
宗教色もやや強くなってんで、時々文章が専門用語で
わけわかめ(古っ)

吸血鬼vsカトリック
人間、聖職者になっても、クソだな。
悪魔の方がマシだわ。
ということで、がんばれ吸血鬼♪

つか、そゆ話?(笑)

投稿者 fran : 01:11 | コメント (0)

2009年01月18日

紅薔薇伝綺-龍の黙示録-

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

うらがきより
十三世紀中葉、異端カタリ派の牙城モンセギュールが陥落した日、
紅薔薇を抱いて少女が殉教した。十二年後、彼女は転生したというが、
それを確かめるため、龍緋比古と修道士セバスティアーノは時空を
さかのぼりイタリアの修道院へ。すると、そこで不可解な連続殺人が起き、
セバスティアーノが捕らわれの身に。
はたして真犯人は? 修道院に隠された秘密とは?

投稿者 fran : 21:08 | コメント (0)

2008年10月07日

すべてのものをひとつの夜が待つ

篠田真由美:著者
光文社文庫

「BOOK」データベースより
西洋館を舞台に次々と起こる惨劇…巨大「牢獄」から生きて
脱出できるのか?
本州最南端の半島沖の小島に建つ、巨大な西洋館。
所有者の莫大な財産の後継者を選ぶべく、五組十人の男女が集められた
—後継者決定の条件は、巨大ダイヤを館から発見すること。期限は十日。
外部との接触を絶たれた極限状態のなか、謎に満ちた宝探しが始まる。
二日目の朝、浴室に参加者の一人が吊るされていた。退路のない館内での
殺人に震撼する面々。犯人の影も見えぬまま、その翌朝にまたしても、
首を切断された死体が発見される…。

うーんうーん…
読み終わってから、これほど悩んだ本も珍しい。
なにもかもが中途半端な気がする。
ミステリではないゴシックロマンだというが、そんなんどこで
どう区別してるのか、それがまずわからない。
だから、ものすごく消化不良。
普通に、密室ミステリで描けばいいんじゃないの?
建物が主体すぎて、人物が稀薄。
いや、あたしは建物が主役でもいいんだけどさ(笑)
というか、篠田氏ってどっちかというと建築物が主体だし。

でも、これまで、建築物を扱ってもなお、人物にもきちんと背景を
作り込んでた篠田氏が、なぜ今これなんだろう、と。

それにしても、この宮殿は楽しかったですよ。
設計図引きたくなっちゃったくらい(笑)
暇があればいっぺんやってみたいな。
文字だけの情報でどこまで設計図が引けるか。
ただし、その際、構造計算は無視で(大笑)

これはこれで完結してるけど「さいはての館」という意味での
シリーズで2作目があるらしい。
作者本人的には、こういう路線でやっていきたいらしいが、、、
うーん、、、

投稿者 fran : 00:10 | コメント (0)

2008年09月30日

綺羅の柩-建築探偵桜井京介の事件簿-

篠田真由美:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
かつて、マレーシアの密林からかき消えたシルク王、ジェフリー・トーマス。
それから三十余年、軽井沢の別荘、泉洞荘で、絢爛豪華な絹の布に
埋まってひとりの老人が不審死を遂げた。
奇妙な縁に導かれて京介、蒼、深春たちはマレーシアは
カメロン・ハイランドにある月光荘を目指す。
そこで見出した真相とは。

読みながら、ジム・トンプソンを思い出して思い浮かべて
しょーがなかったんだが、やっぱりそれがモデルでした。
タイシルクったら、トンプソンに決まってるっしょ(笑)
実際この人失踪してるしー

それはさておき。
なんとも壮絶で、哀しい話でした。
人を愛するというのは、狂気と紙一重。
どんなに傍から見て異常でも、それが本人とって愛情ならば
愛なのだろう。
ただ一人しか愛さなかった夫、ただ一人しか愛さなかった妻。
それがお互いであれば、幸せであったものを。

否定する密室も相変わらず健在。
共犯者(というのか?この場合)がいれば当然のことのように
成り立つが、「なぜ?」をきちんと解明してくれれば納得はいく。

今回キャラ萌えが少しおとなしかったので(笑)なんかふつーに
読めた(ゲラ)
タイも一度行ったから、表現も想像ができて楽しかったし。

そういえばそろそろ「蒼」のサイドストーリーも文庫になる頃じゃ
ないかしら。
そうすると本編がまた間あくなぁ。。。
ノベルズは20冊になるこのシリーズだけど、文庫はまだやっと半分。
これですら、6年前が初出なんだよねぇ。。。ため息
もっと文庫化のサイクル早めて欲しい。。。

投稿者 fran : 00:47 | コメント (0)

2008年03月12日

聖なる血

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

あらすじ
〈イエス・キリストの聖なる血を身に持つと称す、吸血鬼を抹殺せよ――〉
西暦二〇〇〇年の暮れ近く、カトリックの総本山ヴァティカンから日本へと
送られた黒衣の使者。
彼はローマ教皇の密命を受け、刺客に与える報酬として、『究極の聖遺物』
を携えていた。二千年の時を彷徨う龍緋比古に、最大の危機が迫る。
宿敵ローマン・カトリック、さらに龍の血を渇望する古代エジプトの
邪神がからむ三つどもえの闘いに、柚ノ木透子(ゆのきとうこ)もまた
巻き込まれていく・・・

龍の黙示録シリーズ第4弾。

いうまでもなく。
ま、好みもんです(笑)
伝奇ですからね。
しかし、怒りませんか?カトリック…(苦笑)
ヴァティカンまでだしちゃって…
ネタにしやすいんでしょうけど…

ま、好きだからいいけど(自爆)

投稿者 fran : 23:44 | コメント (0)

2007年10月01日

月蝕の窓

篠田真由美:著者
講談社文庫

うらがきより
明治に建てられた洋館、月映荘(げつえいそう)。
惨劇は再びここで起こった。京介とともに晩餐に招かれた医師が
撲殺されたのだ。図らずも事件に巻き込まれていく京介の前に、
複雑な生い立ちを抱える茉莉、雪音(ゆきね)を聞くことができる
不思議な少女、綾乃たちが、謎を深めて絡み合ってくる。
さらに京介自身の過去が揺さぶられる。

建築探偵・桜井京介の事件簿シリーズの9作目にあたります。
んー、だんだん同人誌向けになってきました(^^;
番外編の「蒼シリーズ」なんかめちゃくちゃ世界があっちに行って
ますけど、それに本編が同化してきてる感じ。

ただ、ミステリとしてはうまい方なので、その辺諦めれば十分おもしろいと
思います。勧めないけどね(爆)

さて。
シリーズ終盤に向けての伏線がうざったいほど張られてる本作ですが、
やはり、心の闇というのが一番のキーワードなのかなぁ。
これまた心理学の本読んでるみたいな、精神関係な内容で、ちょっと
疲れました。
徹底的な現実主義と精神病医がぶつかると、論争は果てしない。
あからさまな矛盾があってよかったよ、って思っちゃいました(笑)

つーか、呼んでるつもりはないんですけどねぇ。
なんで最近こんなんばっかりあたるんやら(苦笑)

投稿者 fran : 00:11 | コメント (0)

2007年02月20日

仮面の島

篠田真由美:著者
講談社文庫

うらがきより
イタリア人実業家の亡夫から相続した、小島の館に隠棲する日本人女性・
レニエール夫人。彼女から鑑定の依頼を受けヴェネツィアを訪れた
神代教授と京介だったが、後を追った深春、蒼と合流そうそう島の
売却を巡るトラブルに巻き込まれる。そして不可解な殺人事件が。

建築探偵・桜井京介の事件簿シリーズ8作目です。
このシリーズ結構好きで、ずっとおっかけていますが、篠田作品はとにかく
キャラが強烈に少女マンガなので、時々疲れます(苦笑)
ミステリとしてはなかなかおもしろい。しかも建築だし。

一応話は一作完結してますが、人物の結びつきがあるので、最初から
読まないとわかんないかもねー。
これまでは国内ものでしたが、今回はイタリアに。
いいなぁ〜イタリア語ペラペラ・・・(^^;

個人的な事ですが。
実はこの作品が篠田真由美作品との出会いだったりします。
もぅ、4〜5年前になりますか。うちのゴミ置き場の資源ゴミコーナーに
新聞や雑誌に混じって、本が沢山捨てられていました。
つい見ちゃうのよねぇ、もったいなーいと(大笑)
そして拾って来たのが、これのノベルズ版。他数冊。
これ読み終わって、即、本屋に走り、既刊文庫をあるだけ買い込んだ
のが始まりなんでした。
これも出会いよね(笑)
時は巡り、やっと文庫落ちしたのを改めて購入、再読。
全ての流れを把握して読むと、また違ったものがある・・・・・・・・
かもしれないが、まるきり覚えてなかったので、あたしには意味が
なかったわい(爆)

まだまだこのシリーズは続いています。

投稿者 fran : 21:27 | コメント (0)

2006年10月20日

〜龍の黙示録〜唯一の神の御名

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

うらがきより
時は飛鳥時代。悪霊を追い、極東・倭(やまと)の国に流れ着いた
不死の吸血鬼である「彼」は、主イエスの面影を宿す、後の聖徳太子こと
厩戸皇子に付き従うようになった。
折しも推古帝の後継を巡り朝廷内の政争が激化。皇子の息子・山背大兄は
暗黒神・暗螺萬愉(アンラマンユ)の使徒に取り憑かれ、皇子もその渦中で
病に倒れた。
朝廷に忍び寄る邪教の影・・・果たして倭の運命は?

龍の黙示録、第3弾です。
イエスキリストの血をもらい、不死の生き物となって2000年の時を
生きる現在名・龍緋比古の過去の話となっています。
ローマ帝国時代のハドリアヌス皇帝の話。
そして、飛鳥時代の厩戸皇子の話。
かってラハブと呼ばれ、厩戸皇子に羅睺(らごう)と名付けられた男の話。

いや、久しぶりに厩戸皇子の話読んで、なつかしかー!な気分に。
なんたって「日出ずる処の天子」by山岸涼子で育ちましたからね(笑)
篠田氏自身もこれはしっかり描いてる時に読みふけっておられたようで
馬子とかあの顔になっちゃってたそう(大笑)
もう、全員あの顔で脳内展開してましたよ。すり込み現象だわ☆

まぁ、内容は伝奇小説ゆえ、ネタバレもへったくれもないが、要するに
悪霊退散!的な話なんで・・・(ちがっ)
前作のときもいいましたが、徹底的にキャラ萌えしてますんで、お好きな
方だけどーぞ(^^;
それから、厩戸皇子世界は相当歪められていますので、そちらが好きな
方はやめたほうが・・・(って、ある意味あのひとって、こういう話
作られるのが似合うのだけど)

さて、次作はまた現代日本にて大暴れの様子。
いくところまで行き着いたその時が楽しみっす♪

投稿者 fran : 23:17 | コメント (0)

2006年01月04日

トワイライト

重松清:著者
文春文庫

うらがきより
小学校の卒業記念に埋めたタイムカプセルを開封
するために、26年ぶりに母校で再会した同級生たち。
夢と希望に満ちていたあのころ、未来が未来として
輝いていたあの時代─
しかし、大人になった彼らにとって、夢はしょせん夢に
終わり、厳しい現実が立ちはだかる。
人生の黄昏(トワイライト)に生きる彼らの幸せへの
問いかけとは?

新年にふさわしいかな(笑)
ちょっと感傷的ですが、いくつになっても夢は持ち続けようと
いうことで。

大型開発都市「たまがわニュータウン」。
開発都市ということで、夢と期待を胸に続々と引っ越しして
くる人たち。そしてバブル崩壊。
移住してくる人たちがピークであった1970年代にここで
育った子供たちの今を描く話です。

バブル崩壊のあおりをうけて、開発事業そのものが中止に
なってからは寂れていく一方のこの街で、小学校が廃校に
なることが決定した。それを知った生徒の一人が、卒業する
時に埋めたタイムカプセルを、学校が取り壊される前に
掘り出そうと、新聞に記事をのせて呼びかけます。
その呼びかけに応じた十数人の同級生たち。
当時の自分たちが夢見ていた未来と今現在、同級生たちの当時と今、
たくさんのギャップと驚きと嘆き。
静かに淡々と描かれています。
そして、再会しなければ知ることもなかっただろう、みんなが持つ
不幸にそれぞれが巻き込まれていきます。

タイムカプセルってやったひといるかな?
あたしは小学校でやったはず。たしか「何年後の自分は
こんな風になってるだろう」という作文だったような。
何年後に掘り返すのかは、しらん(笑)
しかし、何をかいたか、覚えてるぞ。おれは(笑)
とんでもない、180度違う仕事してらぁね(大笑)
掘り返すことになってもいかねーだろなぁ。
あの時代、大っ嫌いだし。
まぁ、この話も、決して仲良しだったという訳ではないのだが
大人になって、人の痛みがわかるようになって、思い出とは
違う付き合いができるようになっていくのもありなんですな。

しかし、自分の子供時代がシンクロする話で、どうにも
こそばゆいとゆーか。
子供ってはずかしい、と改めて思ったのでした(苦笑)

投稿者 fran : 23:24 | コメント (0)

2005年09月29日

桜闇 ─建築探偵桜井京介の事件簿─

篠田真由美:著者
講談社文庫

うらがきより
艶やかに咲く枝垂れ桜の下で、老人が毒を盛られた。
容疑者は彼の美しい妻、だが物証はない。
事件を目撃した桜井京介は不可能犯罪の謎を解明した
はずだったが?十六歳の日の忘れ得ぬ事件を語る表題作始め
眩暈を誘う「二重螺旋」四部作など、魅力的な十の謎を収録。
シリーズ初の短編集。

建築探偵シリーズの7作目にあたります。
これまでの作品にからむ番外編のようなものでしょか。
建築探偵と銘打ってますから、きちんと建築に絡む作品で、
これがなかなかおもしろいのである。
なにしろ古い建物、奇抜な建物、そういったのばかりが取り上げ
られるので、一応建築を生業にしてますがね、全然役にたちません
ですよ(笑)
古美術建築とでもいうのかしらねぇ。楽しいです。はい。

さて。あら?短編だったの。と思った桜闇。
「二重螺旋」ツボですた(^^;
京介の説明抜粋「ふたつの階段は重なり合っているが、底にたどり
つくまで一度も交わることはない。」
要はDNAのモデル図ありますね。あんな螺旋です。
そして会津にいったことがある方なら。そう、さざえ堂
これにまつわる話が四部作になってる。
イタリア・オルヴィエートのサン・パトリッツィオの井戸
ベトナム・ハノイの国旗掲揚塔
日本・会津のさざえ堂
フランス・シャンボールのシャンボール城
(人様の日記からとってきてばかり^^;)
シャンボールのとこのが一番構造がわかりやすい。
いや〜はまった(笑)今度やることなくなったらCADでこいつを
書いてみよう。

で。作品紹介は?・・・いいやねもう(ヲイ)
短編なせいか、キャラがみっしりと(笑)
キャラ萌えが出来ない人には無理です(爆)

でもね。このシリーズ読むと、その場所その建物実物を
みたくてしょうがなくなるのよ。
建築ミステリとしては秀逸。
でもキャラがね・・・(笑)

投稿者 fran : 23:12 | コメント (0)

2005年09月19日

東日流妖異変-闇の黙示録-

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

うらがきより
美貌の著述家・龍緋比古のもとに一通の手紙が届いた。
送り主は青森の寒村に住む女子高生。
そこには「御還り祭」なる妖しき儀式に対する不安が
綴られていた。ある疑念を抱いた龍は一路東北へ向かい、
秘書の柚ノ木透子も後を追う。
キリスト伝説が残る津軽で彼らを待ち受けていたのは、
吸血鬼「御還り様」を中心とする異端者抹殺の歴史だった。

龍の黙示録第2弾。
1作目で妖しげな龍に巻き込まれた形の透子であったが、
ぶつくさ言いながらも、なんとなくそのまま秘書として
収まってしまってました(^^;
しかも、子分(?)のライラもしくはライルと、親子の
ような、兄弟のような、なんとも楽しげな雰囲気に(^^;

今回は、舞い込んだ1通の手紙から、ふらっと龍が姿を
消してしまい、ライラ(ライル)がパニック状態になります。
龍を追いかけて東北・津軽まで辿り着いたはいいが、龍と
透子それぞれが、同じ妖しに別の意味で捕まってしまい。

津軽って、キリストの落ち延び先という伝承があるんですか。
東北ってクリスチャンネタが多いなとは思っていたんですが。
そのへんはちゃんと調べたことないな。
まぁ、気が向いたらそのうちに。

にしても、また血ですか・・・
子孫だと言い張る「御還り様」とキリストから血を分けて
もらって生き写しとなった、元は悪霊だった龍との闘い。
キリストの再臨を待ち望む龍の葛藤。
キーワードは血。
かなーりホラー度高いです。今回。(ホラーというかゲテモノ)
ただし、透子がみょーに強いおねーさんに変身してしまったり
ライラ(ライル)の描き方といい、龍の苦悩といい、作者の
趣味炸裂、あぁ倒錯(爆)
やっぱり同人向けよね(苦笑)

次回が出るのは先になりそうですが、幸い京介の新刊が出たので
しばらくは篠田ワールドで・・・
いや、でも、ちょっと間おこう・・・疲れるから(爆)

投稿者 fran : 23:17 | コメント (0)

2005年09月15日

龍の黙示録

篠田真由美:著者
祥伝社文庫

うらがきより
秘書の仕事を紹介され、鎌倉の洋館に通う柚ノ木透子。
雇い主の龍緋比古は、美術評論や幻想怪奇の分野で有名な
著述家だった。ところが明治期にも同名の人物がいることから
「不老不死の吸血鬼では」と知人に脅され、白皙の龍に
不気味さを感じていた。
同じ頃、東京で吸血鬼出没の噂が流れ、行方不明者が続出。
そして、透子が目撃することになる信じがたい光景とは・・・。

ほぁ〜!篠田氏ってこんなんも描くのか!とびっくらこいた
怪奇伝奇小説。
・・・が、あとがきが恩田陸氏なんだが、恩田氏いわく
「楽しそう・・・楽しそうに書いてる・・・むかっ」(笑)
そのくらい、本当に作者楽しんで書いてる感じがありありなのです。
ですから、読んでる方も、思い切りのめり込ませてもらいやした(笑)

篠田氏といえば代表は「建築探偵・桜井京介」のシリーズだと思います。
が、これもいってしまえば、趣味ばりばりなんです(笑)
まぁ、それはいずれ新刊が出たときにでも書くとして・・・

伝奇小説ですから、かなーり怪しいものが沢山です。
イエスキリストの血をもらって、2千年生き続けてる龍。
その血でもって全世界に君臨したいと、龍を付け狙う悪霊たち。
ちょっとした世紀末の予言よろしく、イエスの復活を待ち望むのだが
そうはさせまいとする悪霊達との闘い。
・・・クリスチャンが激怒しそうな内容だが・・・(苦笑)
でも龍はイエス尊敬してるしねぇ・・・(くるしい^^;)

ま、要はその龍と悪霊たちの闘いに巻き込まれちゃう透子。
でもって、実の妹以上に大事に思ってる碧を守るために、一緒に
闘っていく話になっていくのである。
現実離れした、でも現実な、荒唐無稽を受け入れなきゃならない
はめになる透子は強い(笑)
そして明らかになるちょっと意外な事実。そのへんネタバレ伏せ。

同人ヤオイオタクが喜んでマンガにしそうだが、しやすいと
思うよ?
そーゆータイプ(笑)
といいつつ、現在これの2作目進行中(大笑)

投稿者 fran : 23:20 | コメント (0)