2018年02月15日

陰陽師-螢火ノ巻-

夢枕獏:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
稀代の陰陽師・晴明と心優しき笛の名手・博雅が
活躍する六百万部超の人気時代小説第14弾。
今回は、晴明のライバルにして、シリーズ登場人物で
人気第三位でもあり、酒をこよなく愛する播磨の
蘆屋道満が大活躍。彼を主人公にした三本の短編が登場。
通常のシリーズとは、ちと違う平安の幽玄とあわれの
世界に読者を誘います。

投稿者 fran : 00:07 | コメント (0)

2016年07月22日

陰陽師-蒼猴ノ巻-

夢枕獏:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
この頃都で評判の「蝦蟇法師」がいた。
犬ほどの大きさの蝦蟇をそばにおき、それが念仏を唱えて
失せ物の在りかを当てる。ところが藤原景之の仏間から
消えた黄金の観音菩薩の行方は分からないという。
不審に思った晴明と博雅は(「蝦蟇念仏」)。
秋に花咲く桜の木、天空で笛吹く博雅などいよいよ
冴えわたる美しさ、面白さ、至福の十篇。

投稿者 fran : 20:42 | コメント (0)

2015年02月16日

陰陽師-酔月ノ巻-

夢枕獏:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
蔵人・橘盛季に届けられた恋文。
やがて姫君のもとに通うようになった男は
一族の秘密を覗き見る(「銅酒を飲む女」)。
貴公子・藤原道長は父・兼家に起きた異常事態を
晴明と博雅に訴える(「首大臣」)。
仲睦まじい猟師の兄弟を喰らおうとする者の
正体とは(「夜叉婆あ」)。
平安の都に蠢く生きとし生けるものの歓びと哀しみを
活写する九篇。

投稿者 fran : 23:39 | コメント (0)

2014年12月26日

おにのさうし

夢枕獏:著者
文春文庫

うらがきより
徳高い真済聖人は染殿の后に憑いた物の怪を祓うが、
やがて后に恋焦がれる。
菅原道真とも並ぶ詩人・紀長谷雄は鬼に双六で勝ち
女を預かるが「百日抱くな」と釘をさされる。
文人・小野篁には陰陽師・道摩法師の力をかりて会いたい女人がいた。
鬼と人と女が契る、もうひちつの「陰陽師」というべき凄絶な三篇。
『鬼譚草紙』改題

投稿者 fran : 22:19 | コメント (0)

2013年12月06日

陰陽師-醍醐ノ巻-

夢枕獏:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
都のあちらこちらに楽しげに現れては、
伽羅の匂いを残して消える不思議の女がいた。
露子姫の前にも姿をみせたという話を晴明が
耳にした翌日、蜘蛛の巣に妙なものがひっかかったと
僧が訪ねてきた。早速、博雅と寺に赴き、
蝶のようなそれを放した晴明が知ることとなった
女の正体とは?
「はるかなるもろこしまでも」他、全九編。

投稿者 fran : 23:54 | コメント (0)

2012年08月19日

陰陽師 -天鼓ノ巻-

夢枕獏:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
盲目の琵琶法師、蝉丸は美しくも怖ろしい女に
取り憑かれていた。空ざまに逆立つ髪、
睨むよう見つめる眼―その異様なる気配を感じながらも、
蝉丸は敢えて女を落とさず憑く侭にしているというのだが…。
一体なぜ?
女を哀れむ蝉丸が、ある夜、晴明と博雅を前に
語り始めたその哀しい過去とは!?
「逆髪の女」など全八篇を収録。

投稿者 fran : 21:33 | コメント (0)

2012年01月05日

秘帖・源氏物語 翁-OKINA

夢枕獏:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
美貌の貴公子・光の君の妻である葵の上に、
妖しいものが取り憑く。六条御息所の生霊かと
思われたが、どうやらそれだけではないらしい。
並の陰陽師では歯がたたず、光の君はついに、
外法の陰陽師・蘆屋道満に調伏を依頼するが―。
「獣の首をした王が、黄金の盃で黄金の酒を
飲みながら哭いている―これ、なーんだ?」
葵の上に憑いたものが出したこの謎々は、
一体何を意味しているのか。
いまだかつてない源氏物語が、幕をあける。

投稿者 fran : 22:03 | コメント (0)

2010年01月18日

陰陽師-夜光杯ノ巻-

夢枕獏:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
博雅のもとを夜な夜な訪れる異国の美しい女性。
語れども声は聞こえず、哀しい眼で見つめ、
翌朝には、残り香とともに消えるその女が
気になった博雅は、晴明に相談する。
晴明は、帝より博雅が賜ったという、吉備真備が
唐より持ち帰った音のならぬ琵琶に興味を惹かれる。
果たして女性の正体は?「月琴姫」など全九篇を収録。

久しぶりに短編集。

相変わらずいいコンビ。
そして、博雅に直球と真ん中な台詞をなげられ、
珍しく狼狽する晴明が見物(笑)

初めて気がついたが、そうか、安積と速水の関係って
晴明と博雅に似てるんだ。。。
だから嵌ったんだな。
主と従が逆だけど(笑)

投稿者 fran : 01:01 | コメント (0)

2008年11月15日

陰陽師-瀧夜叉姫-(上・下)

夢枕獏:著者
文春文庫

うらがきより
平安の都では、奇妙な出来事が次々と起きていた。
巨大な蜘蛛の牽く車が姿を現わし、
孕み女が、たてつづけに腹を裂かれ殺された。そんななか、
顔にできた瘡が突然しゃべりだした平貞盛に晴明と博雅が
呼び出される。それらは、やがて都を滅ぼす恐ろしい陰謀へと
繋がって行く……。

晴明と博雅は俵藤太とともに、平将門の死の謎を追ううち、
将門の遺灰を盗み出した者がいたことを突き止める。
事件の裏に見え隠れする将門との浅からぬ因縁。
誰が、将門を復活させようとしているのか? 
そして、その背後に蠢く邪悪な男の正体とは? 
ラストまで息をつかせぬ展開と壮大なスケールで読ませる
人気シリーズ長篇。

陰陽師シリーズで最長の上下巻からなる長編。
さらに今までで一番グロいかも(^^;
なんか、妖ならいいんだけど、一応人間の死体ってねぇ(^^;

ともあれ。
あいかわらず「やれやれ」いう感じで行動してる晴明と、
あいかわらず人が良すぎの博雅と
あいかわらずの展開です。
ほんと、好きだなぁ。この掛け合い。
ちょっと少ないのだけども。
というか、主役はちょっと別に譲っちゃった感がある。
もっとも、最後のおいしいとこは、晴明がかっつりさらってますけど(笑)

物語長いですけど、きちんと(あちこち飛んでるようだが)必要な
話だけが整理されているので、中だるみがないのが、さすがといおうか。

でも個人的には、晴明と博雅の掛け合い漫才(笑)で進む短編の方が好みです。
ちょっと重かったです。

投稿者 fran : 00:03 | コメント (0)

2006年03月31日

陰陽師〜太極ノ巻〜

夢枕獏:著者
文春文庫

うらがきより
安倍晴明の屋敷でいつものように源博雅が杯を傾けている所へ
橘実之の娘、虫が大好きな露子姫がやってきた。
何でも晴明に相談があるというのだ。
広沢の遍照寺にいる僧が、眠る前に読経していると、黄金色をした
虫が現れるが、朝には消えてしまうらしい。この虫の正体は─。
「二百六十二匹の黄金虫」他、全六篇収録。

陰陽師の最新刊。
変わらないゆるゆるとした時間が流れる本。
毎回読むたびに、この二人、ほんとにいいなぁとため息
でちゃうのですが、あとがきで獏さんがこんなふうに
書いていました。

ぼくが「陰陽師」で書いているのは、いつ、誰がどこから
この物語を読み始めても、常に必ずあの縁側に晴明と博雅が
座っていて、いつもと同じように酒を飲み、いつもと同じように
会話をしている─そういう風景である。
この風景の外へ、できるだけでてゆかないようなかたちで
この物語を書いているのである。

(あとがきより抜粋)

事件そのものよりも、この風景が一番大事なのですね。
まるでそこにいるような気分になっている、とも書いて
ありますが、あたしも読むたびに、あの二人がそこにいて
ゆるゆる酒を飲んでいる側で、一緒になって飲んでいると
いう気持ちを味わわせてもらってます。

さて、肝心の内容、いや事件ですが、虫大好きな露子姫が
再登場です。そして、「猿叫」といわれる奇妙な流行病の
なぞ、人が考えていることを食べてしまう”覚”という物怪
などなど、盛りだくさん。
今回は少しもの悲しい感じかな。

ところで、ぶんぶんが登場してますよ。
えらい高尚になってしまって(大笑)

投稿者 fran : 22:51 | コメント (2)