2018年02月05日

トオリヌケキンシ

加納朋子:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
「トオリヌケ キンシ」の札をきっかけに小学生のおれと
クラスメイトの女子に生まれた交流を描く表題作。
ひきこもった部屋で俺が聞いた彼女の告白は
「夢」なのだろうか?(「この出口の無い、閉ざされた部屋で」)。
たとえ行き止まりの袋小路に見えたとしても、出口はある。
かならず、どこかに。6つの奇跡の物語。

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2016年12月04日

はるひのの、はる

加納朋子:著者
幻冬舎文庫

うらがきより
大きくなったユウスケの前に、「はるひ」という名の
女の子が現れる。初対面のはずなのに、なぜか妙に
親しげだ。
その後も「肝試しがしたい」「殺人の相談にのって」と
無理難題を押し付ける。だが、ただの気まぐれに思えた
彼女の頼み事は、全て「ある人」を守る為のものだった。
時を超えて明らかになる温かな真実。
ベストセラー「ささら」シリーズ最終巻。

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2015年02月07日

無菌病棟より愛をこめて

加納朋子:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
愛してくれる人たちがいるから、死なないように頑張ろう。
―急性白血病の告知を受け、仕事の予定も、
妻・母としての役割も、すべてを放り出しての突然の入院、
抗癌剤治療の開始。
辛い闘病生活の中で家族と友人の絆に支えられ、
ユーモアを忘れずに人気ミステリ作家が綴る、
たくさんの愛と勇気、温かな涙と笑いに満ちた闘病記。

投稿者 fran : 23:32 | コメント (0)

2014年01月16日

ぐるぐる猿と歌う鳥

加納朋子:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
小学五年生の高見森は、父親の転勤のため北九州に
引っ越すことになった。転校先で出会った、
同じ社宅に住む仲間たち―ココちゃん、あや、
竹本兄弟、そしてパック。
新しい友だちと楽しい日々を過ごす森だったが、
徐々に違和感を覚え始める。誰かが描いた地上絵、
図書室の暗号、友だちの秘密…。
小さな謎に秘められた、驚きの真実とは。

投稿者 fran : 00:52 | コメント (0)

2012年04月11日

七人の敵がいる

加納朋子:著者
集英社文庫

「BOOK」データベースより
編集者としてバリバリ仕事をこなす山田陽子。
一人息子の陽介が小学校に入学し、少しは手が離れて
楽になるかと思ったら―とんでもない!
PTA、学童保育所父母会、自治会役員…次々と降りかかる
「お勤め」に振り回される毎日が始まった。
小学生の親になるって、こんなに大変だったの!?
笑って泣けて、元気が湧いてくる。
ワーキングマザーの奮闘を描く、痛快子育て
エンターテインメント。

投稿者 fran : 22:17 | コメント (0)

2011年11月26日

少年少女飛行倶楽部

加納朋子:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
中学1年生の海月が幼馴染の樹絵里に誘われて
入部したのは「飛行クラブ」。
メンバーは2年生の変人部長・神、通称カミサマを
はじめとするワケあり部員たち。
果たして、空に舞い上がれるか!?
私たちは空が飛べる。きっと飛べる。かならず飛べる。
空とぶ青春小説。

投稿者 fran : 00:21 | コメント (0)

2009年08月18日

モノレールねこ

加納朋子:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で
「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれて死に、
タカキとの交流は途絶えたが…。
表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、
家族を見守る「バルタン最期の日」など、夫婦、親子、
職場の同僚など、日常にさりげなく現われる、大切な人との
絆を描いた8編。

投稿者 fran : 00:25 | コメント (0)

2009年08月12日

魔法飛行

加納朋子:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
もっと気楽に考えればいいじゃないか。手紙で近況報告する
くらいの気持ちでね―という言葉に後押しされ、
物語を書き始めた駒子。妙な振る舞いをする“茜さん”のこと、
噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、
クリスマス・イブの迷える仔羊…
身近な出来事を掬いあげていく駒子の許へ届いた便りには、
感想と共に、物語が投げかける「?」への明快な答えが。

「スペース」で、初めてこれがシリーズだと気がついて
前後逆になっちゃったけど、「ななつのこ」「魔法飛行」と
シリーズ読破しました。

北村さんの円紫さんと私シリーズを彷彿とさせるような
内容ですが。
結局、そういったのが好きなんだなぁと。
日常の謎っていうけど、探さなきゃ謎にはならないんだよね。
どれだけ、物事に対するアンテナをたててるか。
ぼんやりと適当に日々を過ごしたり、スルーしたりしてると
気がつかない。

ま、気がついたとしても、頭が働かないけど(笑)

投稿者 fran : 00:09 | コメント (0)

2009年08月11日

ななつのこ

加納朋子:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』にぞっこん
惚れ込んだ駒子は、ファンレターを書こうと思い立つ。
わが町のトピック「スイカジュース事件」を
そこはかとなく綴ったところ、意外にも作家本人から返事が。
しかも、例の事件に客観的な光を当て、ものの見事に実像を
浮かび上がらせる内容だった―。
こうして始まった手紙の往復が、駒子の賑わしい毎日に
新たな彩りを添えていく。第3回鮎川哲也賞受賞作。

投稿者 fran : 00:02 | コメント (0)

2009年06月22日

スペース

加納朋子:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
ご存じだろうか。“魔が差す”という瞬間は、たぶん
どんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ。
そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいに
かけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。
クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れ上がった
大晦日、出かけたデパートであるものに目を奪われたばかりに、
息が止まりそうな思いをした駒子は…。

『ななつのこ』『魔法飛行』に続く駒子シリーズ第3作。

っていっても、あたしこの2冊読んでないよ!!
あわてて『魔法飛行』だけ見つけた時に買っておいた。
まさかシリーズだったとはなぁ。。。
いつか買おうと思って、忘れてたのだが、なんか
いい機会という感じ。

さて。だもんで、過去のエピソードが、やや馴染みませんが
そこそこの説明はされているので、全く分からなくは
ないので、大丈夫です。
だいたいそんな複雑なことはしないもんねぇ。
といいつつ、一番苦手な人物関係で頭かかえました(笑)
それは、今回のメインの話なんで、ネタバレになるんで
控えます。(これは既作関係ないです)

でも、内容的にはほのぼのしてていい話です。
後日作の「バックスペース」があるから、ほっとして
読み終えることができます。
いや、「スペース」だけでもわかるんだけどね。

読み終わって、やっぱりシリーズ最初から読みたくなるのも
魅力があるということでしょうな。

投稿者 fran : 23:50 | コメント (0)

2008年05月21日

いちばん初めにあった海

加納朋子:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
堀井千波は周囲の騒音に嫌気がさし、引っ越しの準備を始めた。
その最中に見つけた一冊の本、『いちばん初めにあった海』。
読んだ覚えのない本のページをめくると、その間から未開封の手紙が…。
差出人は“YUKI”。だが、千波にはこの人物に全く心当たりがない。
しかも、開封すると、「私も人を殺したことがあるから」という謎めいた
内容が書かれていた。“YUKI”とは誰なのか?なぜ、ふと目を惹いた
この本に手紙がはさまれていたのか?
千波の過去の記憶を辿る旅が始まった—。
心に傷を負った二人の女性の絆と再生を描く感動のミステリー。

ひとは、どれだけの傷を負ったらここまで自分を忘れられるものなのだろうか。
これは自分の人生を探し取り戻すミステリである。
生きてることが浅い夢のような生活。
心が深く傷ついているのにそれすらも忘れてしまっている千波。
一枚一枚ベールをはぐように明らかになっていく現実に、驚愕する千波と
同じような気持ちで読み進められます。
ラストは号泣もの。

そして、もう一つの短篇「化石の樹」。
たくさんの悲しい出来事があっても最後のじんわりとした幸福感がいい。

今時の、泣け泣けな押しつけがない、自然に泣ける話を描ける
貴重な作家の一人である。

投稿者 fran : 01:33 | コメント (0)

2008年03月29日

てるてるあした

加納朋子:著者
幻冬舎文庫

「BOOK」データベースより
親の夜逃げのために高校進学を諦めた照代。そんな彼女の元に差出人不明の
メールが届き、女の子の幽霊が現れる。これらの謎が解ける時、照代を包む
温かな真実が明らかになる。
不思議な街「佐々良」で暮らし始めた照代の日々を、彼女を取り巻く人々との
触れ合いと季節の移り変わりを通じて鮮明に描いた癒しと再生の物語。

てるてるあした。きょうはないても、あしたはわらう

「ささらさや」の続編に位置する作品。
やあ、また会えたね佐々良のみんな。と挨拶したくなるような、なつかしい
空気を持った作品。
そんな中に飛び込んだ、いかにも今の若者風な、不満だらけの、人のせい
ばかりにして、自分だけが不幸だと思い込んでる少女。
そんな少女の殻が少しずつほぐれていく、その先にある、人の死。
乗り越えていかなきゃならないものは、たくさんある。
かってさやが癒してもらったように、まちが、少女を癒す。
佐々良のまちが。佐々良のひとが。
ゆるやかな流れと、温かくぴりっとくる毒舌が心地よい。

うーん、ドラマどんなだったんだろう。
観たかったような、観なくてよかったような…(^^;

投稿者 fran : 01:58 | コメント (0)

2007年02月05日

月曜日の水玉模様

加納朋子:著者
集英社文庫

うらがきより
いつもと同じ時間に来る電車、その同じ車両、同じつり革につかまり、
一週間が始まるはずだった─。
丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中でリサーチ会社調査員・
萩と知り合う。やがて二人は、身近に起こる不思議な事件を解明する
<名探偵と助手>というもう一つの顔を持つように・・・。
謎解きを通して、ほろ苦くも愛しい「普通」の毎日の輝きを描く連作
短編ミステリ。

加納氏お得意の日常ミステリ。
読みながら、「あ、これ、自分がOLだった時の仕事きっとそのまんま
やろな?」とにやりとしてしまいました。
明るいセクハラオヤジ、いるだろな(笑)取引先のプチ嫌がらせ、ある
だろな、つか、社内にいたんじゃねぇ?(大笑)
ほんのちいさな描写でもリアルで、これは本当にやったことあるひとにしか
書けないでしょう。
そんな作品集です。

片桐陶子が結構いい感じ。
「レインボウ・レインボウ」でもかっちりとしてましたが、こちらでは
もっと書き込んであって、、、って、読む順番逆なんだけどさぁ(^^;
ま、さらりと軽く楽しく、読めます。

投稿者 fran : 22:51 | コメント (0)

2006年12月18日

レインレイン・ボウ

加納朋子:著者
集英社文庫

うらがきより
〜いつか、虹はかかる。〜
高校ソフトボール部仲間の通夜で再会した、七人の女性たち。
二十五歳を迎え、それぞれが悩みやトラブルを抱えていた。
過酷な仕事に疲れた看護師、厄介な職場で奮闘する栄養士、過去の
あやまちを引きずる主婦・・・。
彼女たちは、傷つき、迷いながら自分だけの答えをみつけていく。
ミステリのエッセンスを加えながら、前向きに生きようとする女性の
姿を描いた、爽やかな青春群像劇。

うーん。すごくよかった。七人の女性たちの個性がすごくよく出てて
強がっているのも、へこんでいるのも、飄々としているのも、みんな
それぞれ魅力的でした。
軽いミステリ仕立てで、さくさくと読めます。
やっぱり加納氏はこういう作風がよく似合う。

かっての仲間が、亡くなった。その通夜の席に久しぶりに集まり
顔を合わせた7人の女性。
先輩後輩の差はあれど、すっかり大人になり、それぞれの人生を歩んで
いる彼女たちひとりひとりに焦点をあて、過去と現在をつないで語られて
いく。そして、彼女はなぜ死んでしまったのか、その核心に迫って行く。

「月曜日の水玉模様」という作品の姉妹編にあたるらしいです。
各章になんらかの関わりで出てくる片桐陶子の話らしいです。
そっちは読んでないんだなぁ。
買ってくるか。
そうしてまた増えて行くのであった(笑)

投稿者 fran : 23:07 | コメント (0)

2006年09月03日

コッペリア

加納朋子:著者
講談社文庫

うらがきより
恋をした相手は人形だった。作者は如月まゆら。だが、人形は
エキセントリックな天才作家自らの手で破壊されてしまう。
修復を進める僕の目の前に、人形に生き写しの女優・聖(ひじり)が
現れた。まゆらドールと女優が競演を果たすとき、僕らは?

加納朋子といえば、やさしい感じの話を描く作家だと思ってましたが。
こういうミステリもやるんだなぁ。
貫井徳郎を思わせるトリック。
人物が過去現在入り交じって、ちょっとまて;;;とページを繰り戻す
人間に弱いわたくし(^^;

バレエの「コッペリア」を知ってる人なら、すぐわかるかも。
この物語の筋も、作中劇もそれが元になってるようです。
それにしても出てくる人物のとことんひねくれた愛情表現。
それ、わかれったって無理っしょぅ?といいたくなります。
けれどもそれだけに、半端じゃない純粋な気持ちがみえてきて、
わかりたくはないが、わかってしまうなぁと(苦笑)

話はやや複雑です。つーか人間関係が複雑。
読んでてかなり混乱しますが、終盤になるにしたがって、整理がきちんと
されていくので、素直に何も考えずに読む方がいいかもです。

ここまで、書いては消し、書いては消し、と繰り返してます。
どうにもうまくまとめることができないのです。
深いです。
加納朋子という作家の、新たな一面を見せつけられました。

投稿者 fran : 23:01 | コメント (0)

2006年01月13日

虹の家のアリス

加納朋子:著者
文春文庫

うらがきより
サラリーマンから探偵に転身した仁木順平と助手の
美少女・安梨沙が営む小さな探偵事務所には今日も
奇妙な事件が持ち込まれる。
育児サークルに続く嫌がらせ。猫好き掲示板サイトに
相次ぐ、猫が殺されたとの書き込み。仁木の息子の
恋人につきまとうストーカー。
六つの事件の後で、安梨沙が心に決めた決意とは?

メルヘンチックなミステリです。
前作「螺旋階段のアリス」に続く仁木と安梨沙のシリーズ
第2弾。

会社の早期退職制度を利用して、定年前に会社を辞め、探偵を
始めた仁木と、何が気に入ったか転がり込んで、すっかり有能な
助手という地位を獲得してしまった安梨沙。
このシリーズでは事件の犯人でさえ、決して悪者というわけでは
ない、ほのぼのとしたミステリ仕立てになっています。
仁木と安梨沙の会話もおもしろいです。
謎解き系のミステリに疲れたら、こんなのもいいんじゃないかな。
さらっと読めます。

さて?前作・螺旋階段はどこにいってしまったのだろう?(苦笑)

投稿者 fran : 22:50 | コメント (0)