2016年11月10日

思い出のとき修理します4

谷瑞恵:著者
集英社文庫

「BOOK」データベースより
不仲に思えた両親の絆、亡き妻への秘めた思い…
時計店には今日も人々の「思い出」が持ち込まれる。
そんな中、秀司が作ってくれているドレスウォッチの
完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な気持ちになる明里。
秀司の元に、スイスの時計工房から手紙が届いている
らしいからだ。ともに商店街で暮らす未来を夢見つつ、
本当は秀司がスイスで修業を続けたいのではないかと悩み…。
ついに完結!

投稿者 fran : 23:53 | コメント (0)

2015年02月19日

思い出のとき修理します3

谷瑞恵:著者
集英社文庫

「BOOK」データベースより
穏やかな交際を続ける明里と秀司。
ある日「秀司の時計店を女が手伝っている」と
教えられた明里は、店で骨董店の娘・郁実と出会う。
東京での仕事を辞めて帰ってきたという彼女は、
商店街のお祭り準備で秀司が不在がちの今だけ、
店番をしているのだという。
自分と境遇の似た彼女に共感を覚えつつも、
秀司との関係に少しだけ不安を感じて…。
切なく温かく、心を癒やす連作短編集、シリーズ第3弾。

投稿者 fran : 23:49 | コメント (0)

2014年11月08日

超高速!参勤交代

土橋章宏:著者
講談社

「BOOK」データベースより
ときは享保二〇年初夏、改革の嵐吹き荒れる
八代将軍徳川吉宗の時代。
一万五〇〇〇石の磐城湯長谷藩に隠し金山嫌疑がかかり、
老中から「五日以内に参勤せねば藩を取り潰す」と
無理難題ふっかけられた。
八日はかかる六十余里を実質四日で走破せねばならない。
カネも時間も人も足りない小藩は、殿様以下七名で
磐城街道と水戸街道、さらには山野を踏み越えて
江戸城本丸へとひた走る。
一行の前に立ちはだかるのは公儀隠密、御庭番、
百人番所の精鋭部隊。
湯長谷藩の運命や如何!?

これ、映画見てから原作読みました。
どっちも楽しめたという、数少ない逸品。
すごく真面目なコメディ(笑)

投稿者 fran : 21:22 | コメント (0)

2013年11月15日

思い出のとき修理します2

谷瑞恵:著者
集英社文庫

「BOOK」データベースより
寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」
という不思議なプレートを飾った飯田時計店。
店主の時計師・秀司と、彼の恋人で美容師の明里のもとを、
傷ついた記憶を抱えた人たちが訪れる。
あの日言えなかった言葉や、すれ違ってしまった思い―
家族や恋人、大切な人との悲しい過去を修復できるとしたら?
切なく温かく、心を癒す連作短編集、シリーズ第2弾。
文庫書き下ろし。

投稿者 fran : 01:28 | コメント (0)

2012年12月13日

思い出のとき修理します

谷瑞恵:著者
集英社文庫

「BOOK」データベースより
仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。
引っ越し先の、子供の頃に少しだけ過ごした思い出の
商店街で奇妙なプレートを飾った店を見つける。
実は時計店だったそこを営む青年と知り合い、
商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれるうち、
彼に惹かれてゆくが、明里は、ある秘密を抱えていて…。
どこか懐かしい商店街が舞台の、心を癒やす連作短編集。

投稿者 fran : 21:55 | コメント (0)

2012年03月18日

田舎の刑事の動物記

滝田務雄:著者
創元推理文庫

うらがきより
野生のサルの被害が問題になり、変人学者の主張でサル対策を
警察が主動しなければならなくなった。
しかも不可解な状況で発生したボスザルの死の謎をも解き明かす
必要に迫られ、黒川刑事はしぶしぶ捜査に乗り出す──
田舎でだって難事件は起こる。鬼刑事黒川鈴木、今日も奮闘中。
第三回ミステリーズ!新人賞受賞作家による脱力系ミステリ第二弾、
肩の力を抜いてお楽しみください。
(単行本版タイトル『田舎の刑事の闘病記』を文庫化・改題)

投稿者 fran : 20:31 | コメント (0)

2010年05月10日

毒殺魔の教室(上・下)

塔山郁:著者
宝島社文庫

「BOOK」データベースより
那由多小学校児童毒殺事件―男子児童が、クラスメイトの
男子児童を教室内で毒殺した事件。
加害児童は、三日後に同じ毒により服毒自殺を遂げ、
動機がはっきりとしないままに事件は幕を閉じた。
そのショッキングな事件から30年後、ある人物が
当時の事件関係者たちを訪ね歩き始めた。
ところが、それぞれの証言や手紙などが語る事件の詳細は、
微妙にズレている…。
やがて、隠されていた悪意の存在が露わになり始め、
思いもよらない事実と、驚愕の真実が明かされていく。
『このミステリーがすごい!』大賞2009年、第7回優秀賞受賞作。

湊かなえの「告白」を読んだあとでこれを読んだもんだから
また同じもの買ったのか?!という、違うんだけど同じ、な
奇妙な感覚が抜けきれないまま、読み終わった。

でも、それ抜きにしても、、、

やっぱりこのミスって、いまいち(ぼそ)

しかし、すっきりしない話ばかり選んじゃったな。

投稿者 fran : 23:39 | コメント (0)

2010年01月14日

ルピナス探偵団の当惑

津原泰水:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
「そうだ、検視の結果なんだけど」と姉(警察官)は言い、
「いい。聞きたくない。いま食べてるし」と私(女高生)は
かえすのだが、「じゃあ聞かないで。勝手に喋るから」
そうして事件に巻き込まれ(押しつけられ)てゆく私たち。
どうして殺人を犯した直後に被害者の残したピザなんかを
食べていったのだろうか、どうして血文字の
ダイイング・メッセージ(らしい)はわざわざ鏡文字に
なっていたのか、そしてどうして死体から腕だけを
無理して盗んだのか―。
才人津原泰水が本格ミステリーの粋を凝らした傑作。

私立ルピナス学園高等部に通う、吾魚彩子はあるとき
うっかり密室の謎を解いたばかりに刑事の姉から殺人事件の
推理を強要される。
と、いうのがはじまり。
安楽椅子探偵の典型かとおもいきゃ、なかなか抵抗が激しい(笑)
いや、これ脇役が光ってますわ。
とんでもない刑事の姉も、いい味はでてる。

娯楽ものとしてはなかなか読みやすい、一作。
どうやらシリーズになってるぽいので、おっかけてみるかな。

投稿者 fran : 00:35 | コメント (0)

2009年12月18日

田舎の刑事の趣味とお仕事

滝田務雄:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
彼の名は黒川鈴木。
姓名どちらも姓に見えるという点で、
まあ珍名の部類に入る。職業は警察官。
階級は巡査部長。既婚で子供はない。
ふだんはヒマでも、事件が起これば無能な
白石と真面目な赤木、二人の部下を連れて
現場に急行する。
起こる事件は本ワサビ泥棒、カラス騒動…。
第三回ミステリーズ!新人賞受賞作から始まる
愉快な脱力系ミステリ短編集。

初作家ですけど。
これ、おもしろい。ほんと脱力系。(笑)
なんか、黒川の台詞読んでると、「相棒」の
右京さんみたい(大笑)
あのしゃべり方で読むと、なかなかうまい具合。
で、部下はほんとにとんでもない駄刑事で、
そんなふたりのからみは、絶妙に面白く腹立ちます(爆)

右京、、、じゃない黒川の奥さんも超絶キャラ。
これも読んでて、なんかに似てるなと思ったんだが。

。。。あ。。。山田太郎物語の太郎の母だ。。。

(笑)

いや、山田母より天然の計算ぶりがもっと強烈だけど(大笑)


それなりにトリックも読ませますので、軽〜く一冊、には
いい作品と思います。
(なんか、居酒屋での注文みたいな言い方だわwww)

投稿者 fran : 01:15 | コメント (0)

2008年10月30日

永遠の旅行者(上・下)

橘玲:著者
幻冬舎文庫

要旨
元弁護士のPT、真鍋恭一は、初対面の老人から報酬一億円の仕事を頼まれる。
PT(Perpetual Traveler)とは、どの国の居住者ともならず、合法的に
いっさいの納税義務から解放された人のこと。そのPTの真鍋への依頼は、
死期が近付いたことを予感したある実業家の資産を日本国に一円の税金も
払わずに全て孫娘に相続させること、というものだった..。

永遠の旅行者=PTなのですな。
あっちこっち国を転々とするかわりに、納税は一切しないと。
言ってしまえば、究極の脱税?(笑)
ただし、法に触れる事は一切しない、合法的なやり方。

しかし、依頼者の「日本に税金なぞ一銭たりとも払わん」という理由が
哀しいです。
払いたくないですよね。確かに。

なんか読んでてむなしい気がしてきますが、話としてはそれなりに
楽しめました。
まるきり縁のない世界だし。へぇ〜〜〜みたいな(笑)
ハードボイルド系だと思えば、問題はない(笑)

お金系が得意分野みたいなので、二度と手を出す事はないと思われる
作家さんであった。

投稿者 fran : 01:23 | コメント (0)

2006年03月22日

グッドラックららばい

平安寿子:著者
講談社文庫

うらがきより
プチ家出から何年も戻らない母、いいじゃないか、と言う
”文鎮”こと父、ダメ男に貢いで飄々と生きる姉、そんな
家族にいらだち、上昇志向を実現しようと邁進する妹・・・。
他人の迷惑顧みず、「自分の気持ち」に素直に生きるタフな
4人がここにいる。けちなモラルや常識なんて笑い飛ばす
新しい家族の物語。

なんつーいいますか・・・ここまでくればあっぱれ!な
好き勝手家族の話です(^^;
別に家族だからって、べったりする必要はないし、無理して
我慢することもないとは思うけど、いくら「別にアンタに
迷惑はかけてないでしょ」とはいえどねぇ(苦笑)
やりすぎ(笑)いや、ある意味うらやましいかも(笑)

職場で”文鎮”と呼ばれている、いてもいなくてもどうでも
いいような、存在の薄い父。ちまちまとお金を節約することが
生き甲斐。事なかれ主義。
妹・立子の中学卒業式の後、その着の身着のままふらりと
家出をした母。電話で父の職場に「ちょっと家出しますね」と
だけ伝え、旅芸人についていってしまう。そのまま連絡だけは
時折入れるが、20年戻らず。
どうしようもないダメ男にだけ惹かれ、貢ぐことを生き甲斐に
してる姉・積子。
金持ちになることが幸せだと、とにかく金持ちの男と結婚する
ためだけにがんばる妹・立子。
この家族4人が、それぞれの立場・視点で語っていきます。
そして、そこに関わりあう、叔母や友達や会社仲間などの
人々の視点もまざり合って、全く噛み合わないようでいて、
なんとなく出来上がった世界を醸し出しています。

おもしろいのかどうかは、家族に対する考え方の違いにも
よると思いますね。

妹・立子はむかついた女だけどー(笑)
この、口だけじゃなく行動が伴う、しかもいけしゃーしゃーと
した性格は、結構悪くないかも。
ムカつくんだけどね。俺様過ぎで(笑)
姉は飄々とし過ぎ。しかし、これまたある意味、アリな人生。

どうにも判断しようのない一冊でした。

投稿者 fran : 23:20 | コメント (0)

2006年02月26日

離愁

多島斗志之:著者
角川文庫

うらがきより
昔の美貌を残しながらも無表情、徹底して人とのかかわりを
好まなかった藍子叔母。謎に満ちた叔母の人生に、わたしは
物書きとしての興味をかきたてられた。
叔母に届いた手紙と、ある男の手記。調べていくうちに、
若き日の叔母の恋人は、ゾルゲ事件で投獄されていたことを知る。
戦中から戦後、そして現在へと、脈々と続く連鎖の不思議。
昭和という時代に翻弄されながらも、気丈に愛を貫き通した藍子─。

多島氏といえば、『症例A』くらいしか知らないのですが。
結構医学ミステリだったんで、おもいきり純愛小説なこの話、
少々面食らいました。

時代は第二次世界大戦から戦後です。
思想が重要視されていた時代で、己の思想を貫き通した中原と
その恋人の藍子。
そして中原の後輩の兼井の手記。
少しずつ明らかになる藍子の生涯、そして現在の己自身につながる
ある真実。

旧仮名遣いで書いてある手記の部分とか、ちょい読みにくいけど
なかなかうまいなと思いました。
物書きとしての興味から始めた調査が、意外な結末にたどり着く。
まぁ、このオチは片隅にあったけど、まさかそこまで陳腐にしない
だろー?とか思ってたら、ほんとにやっちゃって、ありゃーみたいな
とこもあったんだけど(笑)

特に良いというわけでもないけど、悪くもない。
無難に読めるかな、な一冊。

投稿者 fran : 23:22 | コメント (0)