2013年08月27日

職務質問〜新宿歌舞伎町に蠢く人々〜

高橋和義:著者
幻冬舎アウトロー文庫

「BOOK」データベースより
飲食店、映画館、遊戯施設、風俗店がひしめき合う新宿歌舞伎町。
この街の中心にある交番にはかつて「職務質問のプロ」と
呼ばれる地域警察官がいた。全裸で逃げるシャブ中ヤクザ、ホ
ストの喰い物にされる女子高生、中国マフィアを狙うヒットマン、
八十代の売春婦…。
魑魅魍魎が集う巨大歓楽街で体験した事件を元警官がつづる
ノンフィクション。

投稿者 fran : 01:18 | コメント (0)

2013年04月16日

藁の楯

木内一裕:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
「この男なら殺せる」―犯罪に心が麻痺した日本人に
与えられた、公然と人を殺す「動機」。
リストラ、倒産、年間自殺者三万人。
追いつめられた人間が日本中に溢れている。
喰えないヤクザ十万人。急増する外国人犯罪。
凶悪化する少年犯罪。我が子を虐待死させる親たち。
そして果てしなく続く警察官犯罪―
全ての殺意が一人の男に向けられたとき、五人の警察官の
孤独な戦いが始まった!心の暗部を揺さぶり、
良心を持つことの意味を問う、警察小説の枠を超えた
緊迫のエンターテインメント。

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2012年05月15日

おさがしの本は

門井慶喜:著者
光文社文庫

「BOOK」データベースより
和久山隆彦の職場は図書館のレファレンス・カウンター。
利用者の依頼で本を探し出すのが仕事だ。
だが、行政や利用者への不満から、無力感に苛まれる
日々を送っていた。ある日、財政難による図書館廃止が噂され、
和久山の心に仕事への情熱が再びわき上がってくる…。
様々な本を探索するうちに、その豊かな世界に改めて
気づいた青年が再生していく連作短編集。

投稿者 fran : 01:23 | コメント (0)

2011年10月20日

茗荷谷の猫

木内昇:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
新種の桜造りに心傾ける植木職人、乱歩に惹かれ、
世間から逃れ続ける四十男、開戦前の浅草で新しい
映画を夢みる青年―。幕末の江戸から昭和の東京を舞台に、
百年の時を超えて、名もなき9人の夢や挫折が交錯し、
廻り合う。切なくも不思議な連作物語集。

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2010年10月18日

水の中の犬

木内一裕:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
探偵の元にやってきた一人の女性の望みは
恋人の弟が「死ぬこと」。
誰かが死ななければ解決しない問題は確かにある。
だがそれは願えば叶うものではなかった。
追いつめられた女性を救うため、解決しようのない
依頼を引き受けた探偵を襲う連鎖する悪意と暴力。
それらはやがて自身の封印された記憶を解き放つ。

初・作家ですけど。。。

なんだかなぁ。

弱い。

甘いともいうか。

最後のどんでん返しには驚きましたけど。

投稿者 fran : 01:19 | コメント (0)

2010年02月09日

裁判長!これで執行猶予は甘くないすか

北尾トロ:著者
文春文庫

「BOOK」データベースより
傍聴ブームという社会現象まで起こしたベストセラー
「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」待望の続篇は
ますます絶好調。男泣き大安売りの被告人に、
キャラも十人十色の裁判官。嫉妬に狂った地味な女も
キャバ嬢に騙された34歳の男も、法廷でそれぞれ
ドラマを展開中。
文庫版スペシャル・伊藤理佐さんの突撃傍聴マンガも必読。

前作、結構面白かったし。
相変わらず、マニアがんばってますね(笑)
そんで、相変わらず、絵、激下手だけど(大笑)

今回もいろんな人間のいろんな人生をかいま見させて
もらいました。
ありなんですねーこんなん。

最後の、マニア仲間の話はちょっと意外だったけど。

いつか「裁判員に任命されました!」なんて本がでたら
いいね、って、守秘義務があるから無理か(^^;

投稿者 fran : 23:56 | コメント (0)

2010年02月05日

真幸くあらば

小嵐九八郎:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
衝動殺人で死刑囚となった南木野淳。
他の女と寝ていた婚約者を殺された榊原茜。
弁護士の勧めで茜は拘置所の淳を訪ねる。
交わるはずのはかった二人は、奇跡の恋におちた。
差し入れの聖書の行間に書き込まれた秘密通信だけが
真実を語る。死刑執行までの愛。
人が人を裁く意味を深く考えさせる慟哭の純愛小説。

なんとなく買ってみたけど。。。
可もなく不可もなく、かなぁ。
つまんなくはないけど、面白くもない。
イメージだけの恋愛なんて、結局自慰行為だし。

映画化ってあるけど、なんか間延びした
淡々なだけの映画になりそやな(苦笑)

投稿者 fran : 23:53 | コメント (0)

2009年06月05日

妖怪アパートの幽雅な日常(1)(2)

香月日輪:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
共同浴場は地下洞窟にこんこんと湧く温泉、とてつもなく
うまいご飯を作ってくれる「手首だけの」賄いさん ―
13歳で両親を失った俺が高校進学と同時に入居したのは
人呼んで“妖怪アパート”!
次々と目の当たりにする非日常を前に、俺の今までの常識と
知識は砕け散る。大人気シリーズ、待望の文庫化。

なんの冗談だ(笑)
お子様向けなんだけどーといいながら、ハマってしまった
らしいボンブから借りた一作。
ジャケ買いは、まぁ、わかる。
ファンタジーはダメでも、妖怪はOKというのも、
まぁ、いいだろう。

だが、あまりに幼稚過ぎで、逆に最後まで真面目に
読んでしまったじゃないか(笑)

たぶん悪くはないんだと思う。
でも、これは絶対BLの部類に入るとオモウ。
気持ち悪いよ。高校生の男ふたりのじゃれ合いなんて。

マンガみたいで読みやすいから小学生の姪っ子にあげようと
言ってたけど、やめた方がいいと思います(^^;
ま、あからさまじゃない分、読解力がなけりゃ気がつかないかも
しれないけど(苦笑)
妖怪という目くらましは有効ですから(笑)

投稿者 fran : 00:08 | コメント (0)

2009年05月14日

名探偵はもういない

霧舎巧:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
雪深い山間のペンションで続けざまに起こった不可解な
連続怪死事件。「名探偵」はそれぞれの現場に残された
さまざまな証拠を丹念に検証しながら、「そこで起こったはずのこと」を
再構築し、そして犯人像を絞りこんでゆく。
二転三転するスリリングな「推理」の醍醐味を味わわせてくれるのは、
なんと「あのひと」だった!
「読者への挑戦」を付した本格推理の意欲作。

怒んじゃないの?EQ(笑)
偽物だからいいのか(笑)

たぶん、何作か読んでるはずですけど、霧舎氏。
あんまり印象残んないなー。
だからずっとスルーしてたのを、なんか久しぶりに
読んでみた。
きつねそばにひかれました(爆)

しかし、主役かと思ってたのが、あっさりアレだし
じゃあこいつか、と思えば、結局最後まで脇だし(笑)
意味がないのはてんこもり出るし(笑)
なんやねん、ちぅ感じ。
結構楽しめました。

投稿者 fran : 00:06 | コメント (0)

2008年02月08日

あの夏、風の街に消えた

香納諒一:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
あの夏、僕はまだ子供で、どこにむかってどんな一歩を踏み出せば
いいのかさえわからずにいた。挫折を恐れ、傷つくのを恐れ、
ぬるま湯の中に自分の居場所を探すような愚か者だった。
人の愛し方を知らず、自分が大事に思うものを大事にしつづけて
生きていくにはどうしたらいいのかもわからなかった。
世界というものが、それまで自分が思っていたよりもずっと大きくて
面白いことを教えてくれたのは、あの夏のあの街だった。

「天安門事件、地底探険、バブル崩壊、終わりゆくホテル。
淡い恋の行方と出生の秘密。そして僕の人生が始まった夏」
と、新書の帯に書かれていたらしい。
しかし、どう繋がるのかわからない語句が、まさしくそのまんま
書かれていた。ほんと、そのまんま(笑)

言ってしまえば単なる青春小説なんでしょうねぇ。
めまぐるしい冒険小説みたいですけど。

香納氏、どうやらハードボイルド界では有名な様子。
初めて読んだのがこれでよかったのかどうか(^^;

投稿者 fran : 00:36 | コメント (0)

2007年05月05日

アルキメデスは手を汚さない

小峰元:著者
講談社文庫

うらがきより
「アルキメデス」という不可解な言葉をだけを残して、女子高生・美雪は
絶命。さらにクラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、
学内は騒然!大人たちも巻き込んだミステリアスな事件の真相は?
’70年代の学園を舞台に、若者の友情と反抗を描く伝説の青春ミステリ。

なんか最近鬼籍に入ってしまった作家ばっかり読んでるなぁ。
それも自分が生まれたあたりの時代だ。

小峰元(こみねはじめ)
1921年生まれ 毎日新聞社勤務
1973年本書で第十九回江戸川乱歩賞受賞
アルキメデスをはじめ、ポセイドン、クレオパトラ、ソクラテス、パスカル
など、伝記の人物にちなんだ題名の作品多数。
1994年逝去
(wikipediaより抜粋)

さて本書。
正直、子供というのは今も昔も変わらず、むかつく存在である。
特に高校生あたりになると、大人をやりこめるために、ここまで考えるか?
という、天才的な生き物がいたりする。
でも、自分高校生の時、こんな頭使わなかったけどね(笑)

中絶手術の失敗で命を落とした美雪。子供の父親は誰なのか?
建設会社社長である美雪の父親は、同級生たちに犯人がいると睨む。
そしてもうひとつの事件。同級生のリーダー格である少年の姉が不倫
している男が、殺害される。
このふたつの出来事に接点はない。強いて言うなら「共犯」。
なにが共犯なのかは控えますが、ま、わかるわな。

東野圭吾氏が絶賛らしいが、なんか東野氏のあまあまな作風がここから
きたのかと思ったら、妙に納得できる作品であった(苦笑)

もし、自分が高校生の時にこの本を読んだら、また違う感想をもった
だろうか?共鳴しただろうか?
いや、しないな、と思うが、昔の自分に読ませてみたい(笑)
これを友情というかどうか、意見は分かれるとこだろう。

投稿者 fran : 23:37 | コメント (0)

2007年03月28日

笠井潔:著者
文春文庫

うらがきより
ストーカー被害に悩む女子大生、父を亡くし、拒食症を再発した女性の
謎の失踪事件・・・サイコセラピスト・鷺沼晶子依頼を受けた私立探偵・
飛鳥井が、現代社会を揺るがす”魔”に挑む。社会病理を鮮やかに描き
驚愕の謎解きをも達成した傑作ミステリ。

これも何気にとった一冊。

かって悩まされていたストーカーがまた現れたらしい、という女性の
セラピーをしている鷺沼が、そのストーカーの正体を探ってほしいと
依頼に来る。慎重に捜査を進める飛鳥井が掴んだ意外な証拠と結末。
(追跡の魔)
拒食症だった女性が、父親の謎の死をきっかけに、再発。
再びセラピーを始めようとした矢先、当の本人が失踪してしまう。
悩んだ鷺沼は再び飛鳥井に相談するが・・・
(痩身の魔)

ストーカー、拒食症というそのものよりも、それを隠れ蓑に使おうと
した犯罪という感じ。
読み終わってへぇぇと思わず感心してしまったが。

でも実はこれは好みじゃなかった。
ハードボイルド、ミステリ、基本的には好きなジャンルであるが、会話が
だめ。なんか切り口上っつーか・・・
サイコセラピストを名乗りながら、いまいちセラピストには見えない
(読めない?)し。人物が薄い感じ。
結構どんでん返しの謎はおもしろかったんですけどね。

投稿者 fran : 23:31 | コメント (0)

2007年01月16日

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

北尾トロ:著者
文春文庫

うらがきより
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。
しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦・・・。
突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の
女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の
中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。

2年あまりに及ぶ裁判傍聴の記録です。
もちろん、いろんなの入れるためか、かなり端折ってあって、簡単な
あらすじ紹介程度なんですが。
しっかし、世の中いろんな人がいますね。
この裁判傍聴にも、マニアはいるんですって。それも半端じゃない
情報及び資料の量。
もぅさ、一般人の「裁判員制度」なんてやめて、こういうひとたちに
一任したらいかが?と思っちゃう。
むちゃくちゃやりたがってるし(笑)
そんなマニアさんたちともお友達になり、いろんなアドバイスを受けつつ
傍聴する事件を探す奮闘記ともいえます。

さて、作者がみてきた裁判は、抽選がでるほど人気があるのはまれで
ほとんどが小さな小さな事件。
そしてそんな小さな事件ほど、思わぬ掘り出し物が潜んでいる。
そりゃもう人の数だけ、ストーリーはある訳です。
それをネタに小説書けちゃうんじゃないかなぁ(笑)

裁判員はやりたくないが、命令が来る可能性も低いが、どうせやらなきゃ
いけないなら、一度くらいは見ておいてもいいかも?!

それにしてもトロさん、絵、激下手(爆)

投稿者 fran : 23:34 | コメント (0)

2006年11月14日

長い腕

川崎草志:著者
角川文庫

うらがきより
ゲーム制作会社で働く汐路(しおじ)は、同僚がビルから転落死する
瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から
電話が入る。故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという
事件が起きたのだ。汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを
身につけていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるが・・・
現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ。

ミステリというより、ホラーですかねぇ。
ゲームの中なのか現実なのか、ふとした瞬間にどっちにいるのか
わからなくなってしまうという恐怖感も味わえます。
えらい怪しげな人間ばっかで構成されてるといってもおかしくない、
そのくらい、誰が敵で誰が味方なんだか、はっきりしないのです。
もちろん最後には収束しますが・・・

これ、読み終わってから、表紙がすごくいいなぁと思いました。
この表紙がこの話をきれいに表現してます。
テーマは歪み。
最近の一戸建てで手抜きやら地盤沈下やらで歪んだり傾いたりした家と
いうのを、たまにテレビで特集やってたりしますが、そこに住んでる
人たちがどうなってしまうか知ってますか?
必ず身体を壊します。
まぁ、その程度は個人差があるでしょうし、もともと平均感覚がない
ひともいるでしょうから、一概にはいえないと思いますが、大体の
健康な人は、歪んだ家、傾いた家に人は住めないのです。
しかし、もし、産まれたときからそんな家だったら・・・?
そしてそれが何代も続いていたら・・・?
考えるとぞっとしますな。

さて、その歪みがこの話にどう関わるか。読んでのおたのしみ。
しかし、怖かったなぁ〜

投稿者 fran : 23:31 | コメント (0)