2010年01月15日

虚ろな感覚

北川歩実:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
「飯田さん―いらっしゃいませんか?警察のものなんですけど」
相手が『飯田さん』と呼びかけたことに、志穂はぎくりとした。
チェーンを掛けたままドアを開くと、相手の女は一枚の紙を
ドアの隙間から差し入れてきて…。
二人の女のスリリングな心理闘争を描く「幻の男」など、
サスペンスの名手が贈る七つの巧緻な逆転劇。
記憶は、感覚は、秘かにあなたを裏切るかもしれない。

短編のほうがいいかなぁ。
なんか、長々描くと飽きちゃう面があるんだよね。北川作品。
これは結構好みっした。

投稿者 fran : 00:46 | コメント (0)

2008年06月23日

恋愛函数

北川歩実:著者
光文社文庫

「BOOK」データベースより
恋愛相手の相性を数値で選び出すGP(グラフィック・フェロモン)理論。
ブライダル情報サービス会社『グロリフ』はこの科学的なシステムを
導入していた。ところが、最高のカップルと見做された者同士の間で
トラブルが起こる。ここからGP理論に様々な人物が振りまわされ、
一つの推理は次々に新たな疑念を呼んでいく。
複雑なパズルを読み解くようなスリル。
圧倒的なスピードで展開される傑作長編ミステリ。

ひと言で言ってしまえばいわゆる相性診断。
よくある相性占いとかそんなもんを、もっと科学的に数値化するのが
ここでいう函数-GPシステム-というやつだ。
この数値が高ければ高いほど、相性はいいはず。
そうもいかないのが人間というやつですが、実はそこには様々な
思惑やら情報操作やらが絡み合ってくる。

人物関係が複雑で、もー…
途中で飽きちゃいましたよー
最後まで読んだけどさぁ。
誤解が誤解を生み、誤解に翻弄される。
もうちょっと簡潔にまとめられなかったのかなぁ。

ま、そもそも相性診断なんて信じてないやつに、理解しろってほうが
無理か(笑)
数字で人間がわかるなら、こんな簡単なことはないってことです。

投稿者 fran : 23:28 | コメント (0)

2008年03月23日

透明な一日

北川歩実:著者
創元推理文庫

「BOOK」データベースより
結婚の承諾を得るため千鶴の実家へ赴いた幸春は、千鶴の父・久信が
前向性健忘という記憶障害に陥っていることを知らされる。数日後、
幸春の知人が公園で何者かに襲われ命を落とす。当初は強盗事件と
思われたものの、悲劇はこれだけでは終わらなかった…。
十四年前の放火事件との関係は、そして幸春と千鶴の結婚の行方は?
多重どんでん返しの末に明らかになる驚愕と感動の真相。

「前向性健忘症」。以前の記憶は損なわれていないが、新しい記憶は
出来なくなっている、「博士の愛した数式」の博士みたいなもんでしょか。
まぁ、それが主体の話ではないのですが、結構大きく関わってくる。
…んだが、ちょっとご都合主義っぽい。
そして、幾重にも張り巡らされた伏線。
だんだんわけわかんなくなってきました(苦笑)
それでも、すごく引き込まれて読んだんですけどね。

以前読んだやつは、いまいちだったと書いた記憶もあるが、
もうちょっと追究してみようかな、と思った。

投稿者 fran : 00:10 | コメント (0)

2008年02月20日

もう一人の私

北川歩実:著者
集英社文庫

「BOOK」データベースより
交通事故で意識障害となった従兄弟と入れ代わる「分身」、乳児取り違え
事件が発端となる「渡された殺意」、結婚詐欺師に騙された女に出会う
「婚約者」など、“もう一人の私”をキーワードに自分のアイデンティティを
揺るがす恐怖を巧みなトリックで描く9篇—。
最先端科学を取り入れ、現代社会の歪みが生み出した人間の深層心理を
えぐり出す新感覚ミステリワールド。

なんとなくホラーっぽい短編集。
別に特にいいとも思えなかったけど、特に悪くもない。
いまいち判断がつかないので、別の作品まで手を伸ばしてしまった。
まぁ、それはその時に書くとして。

そのまんまなんだよなぁ。
可もなく不可もなく。
ただ、このタイトルにあるように「本当に自分は自分なのか?」という
不安感を抱かされる話が並べられてます。
結構怖いです。
ある意味ホラーなのかなぁこれは。あぁ、サスペンスだな、うん。
もぅなくなっちゃったけど、火曜ドラマサスペンスが好きだった人は
好きかもしんないね(笑)

投稿者 fran : 00:31 | コメント (0)