2016年04月28日

やがて、警官は微睡る

日明恩:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、
ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て篭もり
事件が発生した。犯人は謎の多国籍グループ。
20階のVIPフロアを急襲し、「取引」をしていた客たちに
ある要求を突きつける。周辺の携帯基地局も爆破され、
異常な事件の連続に大混乱に陥る警察。
非番でホテルに居合わせた警視庁蒲田署の刑事・武本は、
新人ホテルマンの西島とともに館内を逃げ回りながらも、
かつての上司で神奈川県警に所属する潮崎警視と連絡をとり、
孤独な戦いを開始する―

投稿者 fran : 16:56 | コメント (0)

2012年10月14日

ロード&ゴー

日明恩:著者
双葉文庫

「BOOK」データベースより
元暴走族の過去を持つ消防隊員、生田は、周囲も認める
ベテランの運転手。だが、二カ月前に異動してからは、
慣れない救急車のハンドルも握らなければならなくなった。
そんなある日、路上で倒れていた男を車内に収容したところ、
突然、その男、悠木がナイフを手に救急隊員のひとりを
人質にとる。同じ頃、警察とTV局に謎の男から犯行声明が入った。
男は、悠木の家族を人質にしていることと、悠木に爆弾を
持たせていることを告げ、二億円を要求する―。

投稿者 fran : 20:50 | コメント (0)

2012年01月25日

ギフト

日明恩:著者
双葉文庫

うらがきより
その少年に目が留まった理由は、ただ一つだった。
こぼれ落ちる涙を拭おうともせずに、
立ち尽くしていたからだ。
それもホラー映画の並ぶ棚の前で。しかも毎日。
ある事件がきっかけで、職を辞した元刑事の須賀原は、
死者が見えるという少年・明生と、ふとした縁で知り合った。
互いに人目を避けて生きてきた二人。
孤独な魂は惹かれ合い、手を結んだ。
須賀原と明生は、様々な事情でこの世に留まる死者たちの
未練と謎を解き明かしていく。

投稿者 fran : 22:35 | コメント (0)

2010年12月23日

埋み火-Fire Out-

日明恩:著者
双葉文庫

「BOOK」データベースより
老人世帯でつづく不可解な火事。
住人は“不幸な偶然が重なって”焼死した。
調査を始めた若手消防士・大山雄大は、
老人たちの哀しい過去と、裏で糸を引く
意外な人物を突き止めるが…。
雄大の胸のすくような活躍が閉塞した
世の中に風穴を開ける、人気シリーズ第2弾。

なんだかんだいいながら、結局好きなのである(笑)

っていうか、消防をここまで扱ってる小説って
なかなかないし。(署でも隊でも士でも)
救急車がどんだけ苦労してるか、消防士がどんだけ
努力してるか、その一端だけでも知って欲しい。
そんな思いを勝手に読み取っちゃったんですけど、
それはそれで間違いないですよねぇ?

見ず知らずの他人の為に火に飛び込めますか?
見ず知らずの他人の為に命かけられますか?

雄大の言ってることは、確かに若者らしいのかも
しれないのですが、「だから火事だけはやめろ」
の言葉は、自分が楽したいからだけじゃない。
たぶん、消防士全員の願い。
警察と消防は暇な方がいいのです。

なんかまだシリーズ続いてるみたいで、うれしい。

投稿者 fran : 01:23 | コメント (0)

2008年10月31日

そして、警官は奔る

日明恩:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
警視庁蒲田署に異動となった武本は、不法滞在外国人を母に持つ
幼女監禁事件を追った。一方、かつての上司、潮崎は、武本の力に
なりたい一心で、独自に事件の調査を始める。
そして、浮き彫りになる子供の人身売買や虐待の現実。
法律では裁ききれない闇に、二人はどのような光を当てるのか?
シリーズ第二作。

「それでも、警官は微笑う」に続くシリーズ2作目。
これは、武本・潮崎シリーズとでもいうのだろうか。

相変わらず、キャラ萌えバリバリ。
武本は許せるが、潮崎は、なにあれ?って感じである。
正直ウザイ。
しかも、ウザがられるのを承知でやってる。
ムカつく〜(苦笑)

ま、ムカつくキャラは放っといても、このテーマは重い。キツい。

今回は不法滞在外国人がテーマである。
不法滞在の本人ならまだいい。その子どもである。
日本の国籍が欲しくて、バカな男の口車に乗り、子どもを産んでしまう女。
子どもさえいれば、籍を入れてもらい、自分も国籍が取れると浅はかな
考えにしがみつく哀れな女たち。
しかし、一番の被害者はそうして生を受けた子どもである。
女は自業自得だろう。しかし子どもはただのとばっちりである。
とばっちりで、売られて虐待されて。
さらに、それを買うのも日本の男というのも、現実である。

そんなテーマを軸に、手を差し伸べる警官と、犯罪は犯罪と切り捨てる
警官の両視点が交差しています。
その間で揺れてるのが、武本や潮崎という感じでしょうか。
もっとも、今回潮崎は完全に一市民の立場なのですが(退職してるから)

まぁ、なんだかんだ言っても、すっかりハマっているんだけど。
次はきっと、潮崎復活!で、さらに騒々しくなりそう(ため息)

投稿者 fran : 01:55 | コメント (0)

2008年03月28日

鎮火報-Fire's Out-

日明恩:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
“熱い消防馬鹿”なんか真っ平御免!と言い放つ、二十歳の新米消防士・
大山雄大のもとへ飛び込んだ、外国人アパートを襲う連続放火事件。
面倒なことは嫌いだけれど生来の反骨精神と真面目さが災いして、
火災の原因究明に不本意ながらも奔走する雄大。
事件の真相に迫るうち、自らが選んだ道の正義と誇りに気付き始める…。
一人の消防士の成長を描いた長編傑作。

意地と勢いで消防士になったはいいが、同じく消防士だった父親の
つまんない見栄で命を落とした(と思っている)バカ正義を嫌悪して
やる気がないオーラばしばしなのに、なぜか周りには、逆に思われていて…

いやはや、この作家、とにかくキャラ萌えなんですかね?
なんつーか、そのへんの少女マンガつーか。
いや、そうゆうのも嫌いじゃないんですけど、とにかく誇張がうざい。
一人称をやめたらもっといい話になるんじゃないかなぁ。
つまり、テーマは悪くないんですよ。
プロットもいいと思うのに、人物描写と語り方で台無しにしてる。
もったいないなぁ。
ただ、それが逆に、重い話を読み進めることができるクッションにも
なってるのは確かだ。
そう考えると、意外にあなどれないかも?

…ご都合主義も多いんだけどね…

投稿者 fran : 01:24 | コメント (0)

2008年01月21日

それでも警官は微笑う

日明恩(たちもりめぐみ):著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
無口で無骨な巡査部長・武本と、話し出すと止まらない、年下の上司・
潮崎警部補。二人は、特殊な密造拳銃の出所の捜査にあたる。
たどり着いたのは5年前のある事件だった。
覚醒剤乱用防止推進員の拳銃自殺。
その背後に潜む巨悪とは?軽快な筆致で描かれた、新世代の警察小説。
第25回メフィスト賞受賞作。

初めて読んだ作家。
特に気にもしてなかったが、読んでるうちに「これ女性作家か?」と
おもわず確認したくらい、少女マンガちっくな警察もの(笑)
ま、ひと言でいえば、キャラ萌えしてるってば(苦笑)
やっぱり警察ものはおっさんが描いた方が、本物っぽい。
すんごい頑張ってるんだけどね(笑)

投稿者 fran : 23:12 | コメント (0)