2017年09月16日

鹿の王1〜4

上橋菜穂子:著者
角川文庫

「BOOK」データベースより
強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を
引き受けた戦士団“独角”。
妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として
戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。
生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと
名前を付けて育てるが!?

謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。
遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした
伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。
征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は
罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという
噂が流れ始める。古き疫病は、何故蘇ったのか―。
治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも
生き残った囚人がいると知り…!?

何者かに攫われたユナを追い、“火馬の民”の集落へ
辿り着いたヴァン。彼らは帝国・東乎瑠の侵攻によって
故郷を追われ、強い哀しみと怒りを抱えていた。
族長のオーファンから岩塩鉱を襲った犬の秘密と、
自身の身体に起こった異変の真相を明かされ、
戸惑うヴァンだが…!?
一方、黒狼熱の治療法をもとめ、医術師ホッサルは
一人の男の行方を追っていた。病に罹る者と罹らない者、
その違いは本当に神の意思なのか―。

岩塩鉱を生き残った男・ヴァンと、ついに対面したホッサル。
人はなぜ病み、なぜ治る者と治らぬ者がいるのか―
投げかけられた問いに答えようとする中で、ホッサルは
黒狼熱の秘密に気づく。その頃仲間を失った“火馬の民”の
オーファンは、故郷をとり戻すべく最後の勝負を仕掛けていた。
病む者の哀しみを見過ごせなかったヴァンが、愛する者たちが
生きる世界のために下した決断とは―!?
上橋菜穂子の傑作長編。

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2017年01月11日

炎路を行く者

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
『蒼路の旅人』、『天と地の守り人』で暗躍した
タルシュ帝国の密偵、ヒュウゴ。彼は何故、
祖国を滅ぼし家族を奪った国に仕えるのか。
謎多きヒュウゴの少年時代を描いた「炎路の旅人」。
そしてバルサは、養父と共に旅を続けるなか、
何故、女用心棒として生きる道を選んだのか。
過酷な少女時代を描いた「十五の我には」―
やがてチャグム皇子と出会う二人の十代の頃の
物語2編。シリーズ最新刊。

投稿者 fran : 00:32 | コメント (0)

2013年12月13日

獣の奏者-外伝・刹那-

上橋菜穂子:著者
講談社文庫

「BOOK」データベースより
王国の行く末を左右しかねぬ政治的運命を
背負ったエリンは、女性として、母親として、
いかに生きたのか。
エリンの恩師エサルの、若き頃の「女」の顔。
まだあどけないジェシの輝く一瞬。
一日一日、その時を大切に生きる彼女らの
いとおしい日々を描く物語集。
エリンの母ソヨンの素顔を描いた単行本未収録短編「綿毛」収録。

投稿者 fran : 00:03 | コメント (0)

2013年08月16日

流れ行く者

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
王の陰謀に巻き込まれ父を殺された少女バルサ。
親友の娘である彼女を託され、用心棒に身をやつした男ジグロ。
故郷を捨て追っ手から逃れ、流れ行くふたりは、
定まった日常の中では生きられぬ様々な境遇の人々と出会う。
幼いタンダとの明るい日々、賭事師の老女との出会い、
そして、初めて己の命を短槍に託す死闘の一瞬―
孤独と哀切と温もりに彩られた、バルサ十代の日々を描く短編集。

投稿者 fran : 01:11 | コメント (0)

2011年07月25日

天と地の守り人(全3巻)

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
【第一部 ロタ王国編】
大海原に身を投じたチャグム皇子を探して欲しい―
密かな依頼を受けバルサはかすかな手がかりを
追ってチャグムを探す困難な旅へ乗り出していく。
刻一刻と迫るタルシュ帝国による侵略の波、
ロタ王国の内側に潜む陰謀の影。
そして、ゆるやかに巡り来る異界ナユグの春。
懸命に探索を続けるバルサは、チャグムを見つける
ことが出来るのか…。
大河物語最終章三部作、いよいよ開幕。

【第二部 カンバル王国編】
再び共に旅することになったバルサとチャグム。
かつてバルサに守られて生き延びた幼い少年は、
苦難の中で、まぶしい脱皮を遂げていく。
バルサの故郷カンバルの、美しくも厳しい自然。
すでに王国の奥深くを蝕んでいた陰謀。
そして、草兵として、最前線に駆り出されてしまった
タンダが気づく異変の前兆―迫り来る危難のなか、
道を切り拓こうとする彼らの運命は。
狂瀾怒涛の第二部。

【第三部 新ヨゴ皇国編】
ロタとカンバルがうごいた!
北の諸国のうねりを背に、瀕死の故国へ帰還する
チャグムに父との対決の時が迫る。
緒戦の犠牲となったタンダの行方を必死に
探し求めるバルサ。
大地が揺れ、天変地異が起こるとき、金の鳥が空を舞い、
地を這う人々の群れは、ひたすらに生きのびようとする。
―十年余りの時をかけて紡ぎだされた大河物語の最終章
『天と地の守り人』三部作、ついに完結。

投稿者 fran : 01:02 | コメント (0)

2010年08月26日

蒼路の旅人

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
生気溢れる若者に成長したチャグム皇太子は、
祖父を助けるために、罠と知りつつ大海原に
飛びだしていく。迫り来るタルシュ帝国の大波、
海の王国サンガルの苦闘。遙か南の大陸へ、
チャグムの旅が、いま始まる!
―幼い日、バルサに救われた命を賭け、
己の身ひとつで大国に対峙し、運命を切り拓こうと
するチャグムが選んだ道とは?
壮大な大河物語の結末へと動き始めるシリーズ第6作。

投稿者 fran : 02:19 | コメント (0)

2009年09月12日

神の守り人(上・下)

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
【上 来訪編】
女用心棒バルサは逡巡の末、人買いの手から
幼い兄妹を助けてしまう。ふたりには恐ろしい秘密が
隠されていた。ロタ王国を揺るがす力を秘めた少女
アスラを巡り、“猟犬”と呼ばれる呪術師たちが動き出す。
タンダの身を案じながらも、アスラを守って逃げるバルサ。
追いすがる“猟犬”たち。バルサは幼い頃から培った
逃亡の技と経験を頼りに、陰謀と裏切りの闇の中を
ひたすら駆け抜ける。

【下 帰還編】
南北の対立を抱えるロタ王国。対立する氏族をまとめ
改革を進めるために、怖ろしい“力”を秘めたアスラには
大きな利用価値があった。異界から流れくる“畏ろしき神”と
タルの民の秘密とは?
そして王家と“猟犬”たちとの古き盟約とは?
自分の“力”を怖れながらも残酷な神へと近づいていく
アスラの心と身体を、ついに“猟犬”の罠にはまったバルサは
救えるのか?
大きな主題に挑むシリーズ第5作。

守り人シリーズ一気読みしました。

一応バルサという短槍使いの女用心棒が主人公となって話が進むのが
「守り人」で、それ以外、チャグムとかが中心になってれば「旅人」という
分け方がされてるらしいです。
でも、シリーズは一緒くたです。

かなりさくさく読めるいいファンタジーですよ。これは。
「獣の奏者」とはまた違う趣きではありますが、人と人のつながりが
とても丁寧に紡がれています。
ファンタジーといってますが、十分に現実もうつしている。
というか、生々しくなりそうな現実の話を、ファンタジーという
オブラートに包んでいるだけです。
そして分かりやすく諭している。
人間が持つ、全ての醜さを、指摘している。
そして、人にしか持ち得ない優しさを、賞賛している。

子供向けの文庫にもアニメにもなってるこのシリーズ。
全10作で、すでに単行本では終わっているらしいですが、
もっともっといろんな形で、人の目に留まるように、そして
一人でも多くの人に読んでもらいたい作品だと思います。

投稿者 fran : 23:32 | コメント (0)

2009年09月11日

虚空の旅人

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
隣国サンガルの新王即位儀礼に招かれた
新ヨゴ皇国皇太子チャグムと星読博士シュガは、
“ナユーグル・ライタの目”と呼ばれる不思議な少女と
出会った。海底の民に魂を奪われ、生贄になる運命の
その少女の背後には、とてつもない陰謀が―。
海の王国を舞台に、漂海民や国政を操る女たちが織り成す
壮大なドラマ。
シリーズを大河物語へと導くきっかけとなった第4弾、
ついに文庫化。

投稿者 fran : 23:29 | コメント (0)

2009年09月10日

夢の守り人

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
人の夢を糧とする異界の“花”に囚われ、人鬼と化したタンダ。
女用心棒バルサは幼な馴染を救うため、命を賭ける。
心の絆は“花”の魔力に打ち克てるのか?
開花の時を迎えた“花”は、その力を増していく。
不可思議な歌で人の心をとろけさせる放浪の歌い手ユグノの正体は?
そして、今明かされる大呪術師トロガイの秘められた過去とは?
いよいよ緊迫度を増すシリーズ第3弾。

投稿者 fran : 23:25 | コメント (0)

2009年08月21日

闇の守り人

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

うらがきより
女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。
おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、
養父ジグロの汚名を晴らすために。
短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる
洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは――。
バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。
壮大なスケールで語られる魂の物語。
読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。

投稿者 fran : 00:29 | コメント (0)

2009年02月01日

獣の奏者

上橋菜穂子:著者
講談社

「BOOK」データベースより
【I 闘蛇編】
獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が
何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。
孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、
山中で天を翔ける王獣と出合う。その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと
決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場に
エリンを立たせることに…。

【II 王獣編】
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけて
しまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。しかし、王獣は
「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を、エリンはやがて、
身をもって知ることになる…。
王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。
―人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?
著者渾身の長編ファンタジー。

投稿者 fran : 21:37 | コメント (0)

2008年09月23日

精霊の守り人

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

うらがきより
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。
精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から
幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。
建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が
評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。
痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。

えー、正直にいいましょう。
新潮文庫のエコバッグが欲しかったんだよ(笑)
そ、2冊読むと必ずもらえる、夏のフェアのあれ。

で、読んでないやつ、「狐笛のかなた」が割とよかったというのも
あって、購入してみました。
そしたら、とっくに10巻にもなるシリーズ物というじゃないですか。
早まったか?とも思ったんだが。。。

いいんじゃん?
ファンタジーだけど、世界構想がしっかりしてる。曖昧な所がない。
十二国記に負けてない。引きつける力ある。
ファンタジーだけど、人物が生身だ。けしてヒーローヒロインではない。
主人公だけでなく、脇役もしっかり描き込まれている。
情景が簡単に思い浮かべられるのである。

これは、揃えてもいいかもね。と、新潮の策略に嵌まってみる(爆)

翻訳物が嫌いな自分としては、こういう良質な和製ファンタジーが
もっとでてきてほしい、と思うのです。

投稿者 fran : 23:36 | コメント (2)

2008年02月18日

狐笛のかなた

上橋菜穂子:著者
新潮文庫

「BOOK」データベースより
小夜は12歳。人の心が聞こえる“聞き耳”の力を亡き母から受け継いだ。
ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の
“あわい”に棲む霊狐・野火だった。
隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込め
られている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が
燃え上がる…愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。
野間児童文芸賞受賞作。

ちょっと気になっていた作家さんでした。
ファンタジー好きなんだけど、あんまり上手いなと思える作家って
いないんだよねぇ。
十二国記の小野氏は大好きなんだが。

で。シリーズによりは単発でなんかないかと思っていて目についたのがこれ。
結構いいかも。
不器用なんだけど一途な霊狐・野火がかわいいっす。
ま、単に、狐といえば霊幻的よねーとかミーハーなツボにはまっただけとも
いえるけど(笑)
安直かもしんないけど、幸せになるラストはやっぱりほっとしますね。

シリーズいってみるかなぁ。

投稿者 fran : 23:40 | コメント (0)